勤労感謝の日
- カテゴリ:グルメ
- 2025/11/23 15:39:29
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こんにちは!高気圧に覆われて全国的に広く晴れるが、
関東や東北北部では雨や雷雨となる所も。
最高気温は平年並みか高い。
【勤労感謝の日】 きんろうかんしゃのひ Labor Thanksgiving Day
☆日本の祝日で、毎年11月23日に制定されていまして、
働く人々の勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日です。
<概要>
〇勤労感謝の日
@毎年11月23日は勤労感謝の日
勤労感謝の日は、毎年11月23日です。
よって、2025年の勤労感謝の日も11月23日(日)になります。
@勤労感謝の日の意味
「勤労を尊(たっと)び、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という、
このような意味がある日です。
@勤労感謝の日の歴史
戦前は「勤労感謝の日」ではなく、
「新嘗祭(にいなめさい)」という祭日でした。
戦後になりますと、GHQに国家神道の色が強い新嘗祭という名前の祭日を、
違う名前の祝日にするようにいわれたことから、
1948年(昭和23年)、祝日法によりまして、
「勤労感謝の日」と定められました。
★新嘗祭 にいなめさい、にいなめのまつり、しんじょうさい
□新嘗祭の読み方と基本的な意味
読み方ですが「にいなめさい」と読むのが一般的です。
宮中祭祀の文脈等では「しんじょうさい」と呼ばれることもあります。
◆「新(にい)」
その年に収穫された新しい穀物を指します。
つまり「新穀」のことで、「新米(しんまい)」がその代表です。
◇「嘗(なめ)」
「味わう」や「ご馳走としていただく」という意味をもつ古い言葉です。
舐(な)めるとも語源が近いともいわれています。
つまり、新嘗祭とは、
「新しい穀物(特に新米)を神様と共に味わうお祭り」でありまして、
その年の豊かな収穫を神々に感謝しまして、
「今年も無事にこれだけの恵みをいただきました」と報告するとともに、
来年もまた豊かな実りがあるようにと祈願する、大切な儀式です。
これは、皇居の中だけで行われる特別な儀式ということだけではなく、
皇室の御祖先である天照大御神が祀られる伊勢神宮さんをはじめ、
私達にとって身近な全国の神社でも、
「秋祭り」や「収穫感謝祭」として行われています。
■新嘗祭の日程
新嘗祭は、毎年11月23日に行われます。
この日付は現在「勤労感謝の日」という国民の祝日になっています。
元々は、旧暦(月の満ち欠けを基準にしたカレンダー)の、
11月「霜月(しもつき)」の「二の卯(う)の日」に行われていました。
旧暦ベースでしたので、毎年日付が変わっていました。
それが明治に入りまして、
太陽の動きを基準にする新暦(太陽暦)が採用された際に、
1873年(明治6年)から11月23日に固定化されました。
なぜこの日になったの蚊は諸説ありますが、
ちょうどこの時期は日本全国でその年の新米が出揃いまして、
収穫の喜びを誰もが実感出来るタイミングでもあります。
□新嘗祭の由来と神話の起源
新嘗祭の起源は本当に古く、
日本の成り立ちを記した神話の時代にまで遡(さかのぼ)ります。
「古事記」や「日本書紀」といった神話の中には、
皇室の御祖先とされる太陽の神・天照大御神が、
天上の世界である「高天原(たかまがはら)」で、
自ら育てた稲の新穀を味わう儀式(新嘗祭)を行ったという記述があります。
さらに、天照大御神が孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を、
地上の日本(葦原中国)に降臨させる「天孫降臨」の際、
「私が高天原で食べている稲を、地上でも育てて食べなさい」と、
稲穂を授けたとされています。
この神話から地上の天皇陛下が行う新嘗祭は、
この天上の神々の世界の儀式を、
地上で正確に再現する神聖な行為として位置付けられています。
天皇陛下が新米を神々と共に食すことは、
日本の稲作文化の始まりそのものを直結する、
国の根幹を成す、祈りの儀式です。
この神話の時代から続く収穫儀礼が、
国家の公式な行事として確立されたのは奈良時代(8世紀)頃とされまして、
平安時代(8~12世紀)には、
宮中の重要な年間行事として定着しました。
それ程、古くから途切れることなく、
大切に受け継がれてきたことが分かります。
@天皇陛下が行う神人共食(しんじんきょうしょく)
儀式の中心は皇居の中にある「神嘉殿(しんかでん)」という、
新嘗祭の為だけに使用される神聖な建物で、
天皇陛下御自身によって執り行われます。
これは一般には公開されない、とても神聖な儀式です。
★前日に行われる「鎮魂祭」
新嘗祭は非常に重要で、天皇陛下にとっても大変な儀式である為、
その前日(11月22日)には鎮魂祭という儀式が行われます。
これは神聖な儀式に臨む天皇陛下の霊(たましい)を強めまして、
活力を高め、万全の状態で神々と向き合えるようにする為の、
大切な準備の儀式です。
☆当日の儀式:夕御饌(ゆうみけ)と朝御饌(あさみけ)
11月23日の夕方(午後6時頃)から夜にかけて、
新嘗祭の核心となる儀式「夕御饌の儀」が始まります。
天皇陛下は純白の御祭服を纏(まと)いまして、神嘉殿に入られます。
そこには、その年に収穫された新米や粟(あわ)を炊いたご飯、
そして、新米から醸造された白酒(しろき)、黒酒(くろき)といった、
神饌(しんせん)が用意されています。
天皇陛下はまず天照大御神をはじめとする天地全ての神々に、
これらの神饌を自らお供えになります。
そして、収穫の感謝を伝える「御告文(おつげぶみ)」を奉上されます。
この儀式の最大のポイントが「神人共食」で、
「神と人が、共に食事をする」という意味です。
天皇陛下は神々に捧げたものと全く同じ新米(ご飯や粟飯)を、
ご自身も召し上がります。
神様と同じものを食しまして、飲むことを通じて、
天皇陛下は神々と一体となり、神々の力をその身に受けて、
私達国民の為の来年の五穀豊穣を祈願されるのです。
この神聖な儀式は、夕方の「夕御饌の儀」が終わった後、
さらに深夜(午後11時頃)から「朝御饌の儀」として、
全く同じ内容が二度にわたって繰り返されまして、
夜を徹して行われる非常に重要なお祭りです。
問題 勤労感謝の日には各地でお祭りやイベントが開かれますが、
次のお祭りの???に入る酒の名前を教えてください。
東京都中央区築地の波除(なみよけ)神社さんでは、
収穫を感謝する祭典「新嘗祭???祭」が行われます。
この日は石川県白山・鶴来(つるぎ)の、
御神饌田(ごしんせんでん)のお米で作られた、
濁り酒「幸穂(さちほ)」が無料で振るまわれます。
1、日本酒
2、濁り酒
3、白酒
ヒント・・・〇???
醪(もろみ)を粗く濾して作る為、白く濁った日本酒のことです。
どぶろくに近いタイプで、豊かな旨味と甘味が特徴です。
@波除神社 さん
住所:東京都中央区築地6丁目20-37
お分かりの方は数字もしくは???に入る酒の名前をよろしくお願いします。


























