気づけば、部屋に置くものを選ぶ基準が少しずつ変わってきました。可愛いだけでは物足りなくて、心に静かに寄り添ってくれる落ち着きがほしくなる。そんなとき手に取りたくなるのは、やさしい灯りをともす小さなライトや、木の香りがふわりと漂うアロマのような、派手さはないけれど確かな温度を持ったものです。

部屋の片隅にそっと置くだけで、日常の輪郭がやわらかく整っていく気がします。慌ただしい日が続いても、ふと視線を向ければ深呼吸したくなるような存在。可愛らしさと落ち着き、そのどちらも手放さずにいられる“ちょうどいいもの”が近くにあるだけで、暮らしはこんなにも穏やかになるのだと気づかされます。自分のペースで整えた小さな空間は、思っている以上に心の支えになるのかもしれません。

#日記広場：オススメのお部屋グッズは？