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スルメイカ

ニコットおみくじ(2025-11-20の運勢)

おみくじ

こんにちは!全国的に日中は晴れるが、中国地方と関東の他、

北陸から北海道の一部は雨や雷雨。
沖縄は晴れ。
気温は平年並みの所が多い。

【スルメイカ】 鯣烏賊 Todarodes pacificus Sreenstrup,1880

             Japanese common squid

             Pacific flying squid

             Japanese flying s1uid

☆スルメイカは、ツツイカ目アカイカ科スルメ亜科スルメイカ属に分類される、
 イカ(十腕形類)の一種です。

<概要>

〇スルメイカ

@種類

 イカには非常に多くの種類があり、
 日本近海でも80種類以上が生息しています。

 大きく分けると、スルメイカ等甲が無く、細長いペン状の「ツツイカ類」と、
 カミナリイカ等、甲がある「コウイカ類」の仲間に分けられます。

 そして、日本近海で最も多く漁獲されているイカはスルメイカです。
 
 日本全国各地で漁獲され、非常に身近なイカということもあって、
 地方により、マイカの他、マツイカ、バライカ等、様々な呼び名があります。

 スルメイカは昔から親しまれてきた食材の一つで、
 刺身等、生食の他に煮て良し、焼いて良し、そして、揚げても良し。
 さらには干物にして頗(すこぶ)る良しと、
 手頃な価格で購入出来る海産物として庶民生活には欠かせない存在です。

 ★日本近海の主なイカの種類と特徴
 
  □ヤリイカ

  細長い体で、透明感のある白身です。
   
  冬から春が旬で、日本海、関東沿岸が主な産地です。

  ■アオリイカ

  胴が大きく「イカの王様」と呼ばれまして、春と秋が旬です。
  三重県、和歌山県、九州が産地です。

  □ケンサキイカ

  スリムで流線型で、甘味が強い高級イカです。
  夏から秋が旬で、山陰から九州が産地です。

  ■コウイカ(シリヤケイカ含む)
 
  胴が幅広く、甲を持ち、肉厚で柔らかいです。
  春から初夏が旬で、瀬戸内海や九州が産地です。

  □モンゴウイカ(カミナリイカ)

  胴が丸く重いです。
  そして、加熱しても硬くなりにくいです。
  冬から春が産地で、瀬戸内海や和歌山県が産地です。

  ■ホタルイカ

  発光する小型のイカで、富山湾の春の風物詩を代表します。
  春が旬で、富山湾が産地です。

  □アカイカ(ソデイカ)
  
  大型で外套長(がいとうちょう)が1mを超えるものもいます。
  夏が旬で、太平洋沿岸を産地としています。

  ◆外套長

   外套長とは、イカの胴体部分(外套膜)の長さを示す計測基準です。
   つまり「イカの体の大きさ」を表す際に使用される標準的な指標です。

   △外套長の定義
 
    ▼外套膜

     イカの胴体を覆う筒状の部分で、内臓や墨袋が収まっています。

    ▽外套長

     外套膜の前端(頭に近い部分)から、
     後端(尾の先端)までの長さを表しています。

    イカの大きさを表す際ですが、腕や触腕の長さは個体差が大きい為、
    胴体部分だけを測る外套長が標準的なサイズ指標として用いられます。

   ▲外套長の具体例

    ▽ヒメイカ

     外套長は、約1、5cmと世界最小級です。

    ▼ヤリイカ

     雄で約40cm、雌は約25cmです。

    ▽ケンサキイカ

     雄で17~58cm、雌で21~36cmです。

   ▲外套長を使用する理由

    ・腕や触腕は伸縮性がありまして、計測が安定しません。

    ・外套膜は比較的形が一定で、
     種の特徴や成長度合いを比較するのに適しています。

    ・漁業や研究では、
     外套長を基準に「成熟サイズ」「漁獲対象サイズ」を判断します。

  □ヒイカ(ジンドウイカ)

  小型で煮付けや炒め物に向きます。
  秋から冬が旬で、関東や瀬戸内海が産地です。

 ★ツツイカ類とコウイカ類の違い

  ツツイカ類は「細長い筒形で甲が無いイカ」で、  
  コウイカ類は「平たい楕円形で石灰質の甲を持つイカ」です。

  □ツツイカ類(Squid)
  
  ◆体の形状

   外套膜が細長い筒状で、背側に「軟甲(グラディウス)」と呼ばれる、
   薄いフィルム状の痕跡があります。

  ◇代表種

   ・スルメイカ          ・ヤリイカ

   ・アオリイカ          ・ホタルイカ

   これら等がいます。

  ◆特徴

   ・遊泳能力が高く、外洋を回遊する種類が多いです。

   ・目の構造で「開眼亜目(目が露出」と、
    「閉眼亜目(目が膜で覆われる)」に分かれています。

   ・発光器を持つ種もありまして、
    生物発光で擬態やコミュニケーションを行います。

   ・甲が無い為、柔軟で泳ぎに適した形態をしています。

  □コウイカ類(Cuttlefish)

  ◆体の形状

   外套膜が楕円形で平たく、後端が丸いドーム状をしています。
   そして、体の周囲に鰭があります。

  ◇代表種

   ・コウイカ          ・カミナリイカ(モンゴウイカ)

   ・ヒョウモンコウイカ     ・コブシメ

   これら等がいます。

  ◆特徴

   ・石灰質の甲(カトルボーン)を持ちまして、浮力調整に利用しています。

   ・体はややずんぐりしていまして、
    泳ぎよりも底生生活に対応しやすく出来ています。

   ・触腕は太く短く、吸盤は四列に並ぶことが多いです。

   ・海底付近で生活しまして、砂に潜って擬態する習性があります。

@生態

 ☆分布

  スルメイカは東シナ海からオホーツク海まで、
  主に日本列島の周囲を中心に分布しまして、
  海流に乗って回遊することで知られています。

 ★寿命

  約1年で、雄より雌の方が大きくなりまして、
  外套長が約30cmの大きさにまで成長します。

問題 スルメイカの漁獲量についてですが、
   次の表から???に入る3位の県名を教えてください。

   <スルメイカの漁獲量ランキング>

   順位   都道府県   漁獲量(t)     割合(%)

        全国     129235     100   

   1位   北海道     39936      31
   2位   青森      31330      24

   3位   ???     11929       9
   
   4位   石川       9549       7
   5位   岩手       8864       7

   *平成27年漁業・養殖業生産統計より抜粋

1、宮城

2、長崎

3、佐賀

ヒント・・・〇???の壱岐スルメイカが美味しい理由

      @栄養豊富な海域

       壱岐(いき)は玄界灘に面していまして、
       潮の流れが速く、プランクトンが豊富です。

       壱岐の勝本町漁港によると、
       9月下旬以降、この時期としては十数年ぶりの、
       堅調な漁獲が続いています。

       ☆壱岐市勝本町勝本浦にある勝本港

        壱岐の北端にある勝本港は対馬海峡に面しています。

お分かりの方は数字もしくは???に入る3位の県名をよろしくお願いします。





  

  





  

  



            

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