世界トイレデー
- カテゴリ:美容/健康
- 2025/11/19 00:35:03
こんばんは!19日(水)は北日本から西日本の日本海側を中心に雲が多く、
所々で雪や雨が降り、雷を伴う所もあるでしょう。
ただ、午後になると次第に雪や雨の止む所が多くなりそうです。
太平洋側は晴れ間の出る所が多い見込みです。
南西諸島は曇りや雨となるでしょう。
【世界トイレデー】 World Toilet Day
☆この日は毎年11月19日に国連さんが定めた国際デーで、
トイレや衛生環境の重要性について、
世界的に意識を高めることを目的としています。
<概要>
〇世界トイレデー
@由来
2001年11月19日に、
シンガポールである団体が設立されたことに由来します。
★団体の名前
その団体の名前は、
「世界トイレ機関(World Toilet Organization:WTO)」さんです。
聞き慣れない名前の可能性もありますが、
世界中のトイレ問題に取り組む為の専門機関として設立されたものです。
この日、WTOさんの創設と同時に「世界トイレサミット」も開催されて、
初めて「トイレが無いことで苦しむ人々の現実」が、
国際舞台で語られるようになりました。
WTOさんを立ち上げたのは、
Jack・Sim(ジャック・シム)さんという人物です。
シンガポール出身の実業家で、
40代で引退後、自らの人生を社会貢献に捧げる決意をしました。
そして、ジャック・シムさんが選んだテーマが「トイレ」です。
ジャック・シムさんはこう言いました。
「人は誰もが、毎日トイレを使う。
でも、トイレの話をすると、みんな顔をしかめる。
だから、あえてその恥ずかしいことに真正面から取り組もうと思った」
ジャック・シムさんの情熱は世界に伝わり、
2013年7月、国連さんが正式に11月19日を、
「世界トイレの日」として採択しました。
これによって、世界各国の政府やNGO、企業、教育機関が、
この日を中心に、トイレの普及や衛生改善を訴えるようになりました。
□世界トイレ機関 さん
2001年に設立された国際的な非営利団体で、
トイレと衛生環境の改善を目的としています。
◆概要
△設立年
2001年です。
▲設立者
シンガポールの活動家である、ジャック・シムさんです。
△本部
シンガポールです。
▲目的
世界中の人々が安全で清潔なトイレを利用出来るようにすることと、
衛生環境の改善を通じて、健康や教育、尊厳を守ることです。
△活動内容
・「世界トイレサミット(World Toilet Sumiiit)の開催です。
・政府や企業、NGOと連携して、
トイレの普及や衛生教育を推進することです。
・トイレや衛生問題に関する啓発キャンペーンを行います。
・SDGs(持続可能な開発目標)の、
目標6「安全な水と衛生」の達成に貢献することです。
◆世界トイレ機関が取り組む課題
・世界では約20億人以上がトイレの無い生活を送っています。
・毎年約29万7000人の5歳未満の子供が、
衛生環境の悪さによる「下痢性疾患」で命を落としています。
・学校の約半数には石鹸(せっけん)と水を使用し手洗い設備が無く、
特に女子生徒が教育を受ける機会を失う原因になっています。
△下痢性疾患
通常よりも水分の多い便が頻繁に排泄される状態を指しまして、
感染症や食事、薬剤、消化肝疾患等、
多様な原因で起こる病気の総称です。
▼下痢
便の水分量が増えまして、
形が無く、水っぽい便が1日3回以上排泄される状態です。
▽下痢性疾患
この下痢が症状として現れる病気全般を指します。
又、感染症や慢性疾患等が含まれます。
▲分類
▽急性下痢症(2週間以内)
主なウイルスや細菌による感染症のことを指しまして、
具体的には、ノロウイルスや食中毒等です。
▼遷延性(せんえんせい)下痢症(2~4週間)
感染や薬剤等が原因で長引くケースのことです。
▽慢性下痢症(4週間以上)
・過敏性腸症候群(IBS)
・炎症性腸疾患(IBD)
・吸収不良症候群
これら等が背景にあります。
△主な原因
▼感染性
・細菌(サルモネラ、大腸菌、カンピロバクター)
・ウイルス(ノロ、ロタ)
・寄生虫
▽食事性
・腐敗食品
・脂肪や糖質の過剰摂取
・食物アレルギー
▼薬剤性
抗生物質や下剤による腸内の乱れです。
▽慢性疾患
・潰瘍性大腸炎
・クローン病
・乳糖不耐症
これら等があります。
▲症状とリスク
・腹痛 ・発熱
・吐き気 ・嘔吐(おうと)
・脱水症状
血便や黒色便が出る場合は、重症化の可能性があります。
特に乳幼児や高齢者では、脱水による死亡リスクが高いです。
△世界的な影響
・WHOさんによりますと、
下痢性疾患は5歳未満の小児死亡原因の第3位です。
・毎年44万人の5歳未満児が下痢で死亡しています。
・安全な水や衛生設備、手洗いの徹底で、多くが予防可能です。
@トイレの無い生活の現実
トイレの無い生活を送る人々は、世界で今なお約23億人です。
世界人口に表すと、世界人口の3人に1人になります。
★屋外で排泄をするしかない環境
排泄物に含まれる病原菌が、蝿(はえ)や水、
土壌を通じて人間に感染しまして、
下痢やコレラ、腸チフス等の病気を引き起こします。
□女性にとってはさらに深刻な問題
特に思春期を迎えた女性は、
「人に見られるかもしれない」という不安から、
学校のトイレが整っていないことで、通学を諦めるケースがあります。
「安全で清潔なトイレの有無」は、
教育の機会や自尊心、そして、命に直結する社会問題です。
問題 国連さんが定めた持続可能な開発目標「SDGs」の中にも、
トイレや水に関する目標がしっかりと含まれていますが、
次の文章の???に入る言葉を教えてください。
〇目標6:「全ての人に水と衛生へのアクセスを確保する」
・安全な水と衛生施設を全ての人に
・???を無くす
・トイレ施設の整備と教育
又、環境問題や教育格差、ジェンダーの不平等、健康と福祉、
都市整備を何とかしなくてはなりません。
全ての課題が、トイレという一見小さな場所と密接に関係しています。
1、汚濁施設
2、害虫等
3、屋外排泄
ヒント・・・〇???
トイレや衛生的な排泄設備を使用せずに、
〇〇で排泄を行う事を指します。
@定義
田畑、森林、道路脇、水辺等、
公共の場や自然環境で排泄する行為です。
お分かりの方は数字もしくは???に入る言葉をよろしくお願いします。
























