アラフォーがだす無言の貫禄
- カテゴリ:日記
- 2025/11/17 15:58:24
アラフォーの人はなんだかんだ言って人類のトップと言ってもいいくらいに爛熟というか、人生の一番華やかな時期なんではないかと思う。個人的に。アラフォーの人が話すと、若い人はそれに従うしかない。だから時々、周囲を振り回すアラフォーより、黙っているアラフォーが「あの人は良い」という若者からの評価をされる事がある。アラフォーは、黙っていても高評価が得られる、まさに重ねた年齢だけが持つバフを持っているのがアラフォー。黙っていても、むしろ黙っているから怖い。という事もある。アラフォーの沈黙という圧を、若い人にも感じる人はいる。黙ってるからいいやではない。アラフォーの「………。」という沈黙には、一種人生の経験が裏打ちする、その無言でしか語れない社会の闇すら感じる圧力が、あるのだ。アラフォーから無言が似合う人は、むしろあの人には語るべきものがいっぱいある人、というイメージがある人だと思う。そんな語るべき言葉がある人が、「………」と黙っている時、人は震えあがる程の恐ろしさを感じなくもないと私は思う。アラフォーの人は、アラフォーの人が忘れちゃってるかもしれないけど、社会人なりたての人とかには、めちゃくちゃ怖い存在ですからね。アラフォーのちょっとしたジャブで、若い人泣いちゃうからね。それが普通ですから。そんな社会の荒波で生きてる、語るべき言葉があるはずのアラフォーという生き物が「………」って無言になる時。それは嵐の前の静けさかもしれない。そんな風に危機感を抱かないやつは、そもそも社会で長く生きていけないと私は思う。
男は黙って
昔、男は黙ってなんとかかんとかと、高倉健という男=無言という言葉と時代をつくったカッコイイ俳優がいた。俳優はかっこいい。何にしろ俳優やる人は全員、人様の前にでていいくらいカッコイイ生き物なんだろう。そして、そのかっこよさがあまりにもかっこいいと、時代を作ってしまうらしい。カッコイイとは一体なんなのか。なぜ人はそんな外見だけで人を祀り上げてしまうのか。しかし、カリスマ性というのか、人はかっこいい人をあがめずにはいられない。それが人間が昔からやってる事なのだろう。どれだけ目立ちたくない、ひっそり生きたいと思っても、イケメンの業を背負ってる人はイケメンとして俳優やらされたりするのが、イケメンという生き物らしい。なんだか本当に変な…変っていうか、人間なのに神様みたいに祀り上げられ…イケメンを字で書いたら「神男」という言葉を作った中国の感性には同意するしかない。イケメンっていうのは、黙りたかろうがすみっこでひっそり生きたかろうが、神様みたいに色んな人の声をきいてまわってる生き物らしい。本当に変な…変なっていうとダメですが、イケメンって神様みたいです。神様って言い方がしっくりくる。


























