Nicotto Town


彩の松ちゃん


朝の冷え込みで公園は冬木立に移り行く

今朝は上空1,500mの寒気が、大陸高気圧によって地上に降り注ぎ真冬の寒さとなっている。日中も気温は低めであるが、洗濯日和であることは確かだ。

今日も公園の作業になってしまうが、すでに埼玉の県木ケヤキは半分以上葉を散らしている。間もなく公園は、冬木立の景色に様変わりするだろう。
今日は、やり残しの作業であるが、水仙の球根植えと芝桜の再生、そしてかき集めた落ち葉で腐葉土づくりが始まる。公園内の作業は、すべてボランティア活動であるが、賃金をもらってやる仕事だったら初めからやらない。賃金をもらってやると、雇用形態となりノルマが発生して、ストレスが溜まるばかりになるから、退職後も不健康な生活は送りたくないのである。


記事にあったが、65歳以上で働く人は、体を使う仕事、頭を使う仕事、どちらに人気があるかと言うのである。答えは体を使う仕事である。体を使う仕事と言っても単純作業だろうから、ストレスも溜まらずすっきり1日を終えるからである。自分ではほとんどボランティアで片づけているが、もし賃金をもらってやるとノルマや責任が発生するのでストレスの原因となるから、有給で仕事はしない代わりに質素倹約生活をしている。いずれ働けなくなり無給になるなら、今から無給生活に慣れておくのも試練である。


さて全国的に危惧していたクマの被害が拡大しているが、全国の44,000頭のツキノワグマも今のように緊急駆除することは必然的だろうが、住宅街でエサを見つけることを覚えてしまえば、冬眠もしなくなり出生数も鼠算式に増加するのではないかと懸念する。山の中がクマで飽和状態になれば、山にクマが住めなくなり、やがて住宅街がクマ社会に変貌するのではないか。将来に向けて新たな駆除対策を打ち出す必要があるだろうが、誰が言いだすか。
ところで警察官に猟銃を使わせろ、という意見も出ているが、法改正をして無理やり警察官にクマを撃たせるのかとも言いたい。そもそも警察官は猟銃を撃ったことは無いだろう、日常でも銃を使うことは無いだろうから、何年もかけて猟銃の訓練が必要と推察する。


今日は、晴れてはいるものの気温は低く季節は確実に冬と言って良い。現役時代は、満員電車に乗って会社に行き暖かい事務室に入ると真冬の寒さを忘れていたが、今は自由人なので毎日季節の変化を知ることが出来る。今日も近所の公園の花畑で、菊の花が咲きだしたが、花の色が赤、黄、白、桃と4色が植えてあるが、苗を植えたときに雑だったので、不規則に咲いていて見苦しいため、植え替えをして規則性を持たせて見栄えを良くした。菊の植替えのあとは、昨日と同様に落ち葉掃きで溜めておいた落ち葉の回収に近所の人が来ていたので、束の間の世間話である。現役を引退すると、人と会うことも無いので、インフルエンザの季節ではあるが、全く心配がなくなったのも複雑な気持ちではある。


今夜も玄関外の気温は6度に下がっている。また氷点下になってはいないので、暖かい冬とも言えるが、それでも今夜は薪を台車一台分燃やしてしまった。北半球の上空3,000mは氷点下の寒気に覆われているので、ますます寒い冬に向かって突進していると言って良いだろう。天気が晴れるほど寒気が下りてくるので、長い冬になりそうだ。


ところで世間は、コメ騒動からクマ騒動に移ったかと思いきや、やはりコメ騒動の総括が出来ていないだろう。前政権はコメ増産を促進したが、現政権はコメ生産を抑制している。原因は、高い値段のブレンド備蓄米が在庫で残っているからだろうが、古米に移っていくに伴い値段が下がるから、来年の春には無くなっているだろう。その時点で新米が、まだどれだけ残っているかであるが、万博も終わったしクマ騒動が続くだろうからインバウンド需要は減少するだろう。ただコメ需要が極端に減るとは思えない、外食チェーンなど常にコメ在庫は確保するはずであるから、備蓄需要は一定数量あるのではないかと考える。また安い輸入米も人気が出るだろうから、輸入量加減によって国内産のコメ生産量の調整が今後はいっそう必要になる。
将来的な問題として、農家の田んぼは第一種農地だろうから、好き勝手に売却できないので農家の本家が持ち続けなければならないが、長男が生まれなければ田んぼをやる後継者がいなくなる確率は大きい。その結果田んぼが放棄地に変わってしまう可能性は多分にある。ならば農業従事者が高齢化になり廃業していくことは当然のことである。やがてはコメも輸入に頼る日本になるのではないだろうか。将来的にコメの値段は安くできない生産状況が垣間見える。コメが買えない人には、生活保護を強化するしかないのではないか。一部の人への一時しのぎの補助では、不公平と文句を言う人が絶対いるだろう。

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