ヒガラの亡骸
- カテゴリ:日記
- 2025/11/06 20:15:36
小鳥の死骸が転がっていました。
鳥類図鑑で調べてみると、
どうもヒガラという、
シジュウカラの仲間のようです。
眼を閉じて足をすぼめて横たわっていました。
11月に入って山頂は雪に覆われ、
この数日の間に、
急に気温が下がったからでしょうか。
可哀想なので、
きれいに紫に色づいたムラサキシキブの根元に、
穴を掘って埋めてあげました。
来年の春に、
ムラサキシキブの若芽となって、
帰って来て下さい。
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そうなのです。
この寒さの中、
シジュウカラは元気に飛び交っているので、
なんでこの子は、
こんなところで生命を落としてしまったのだろう。
窓にぶつかったのかもしれないけれど、
私はその部屋にいなかったし、
エサになりそうなものも何もなかったはず。
なんで、こんな場所で生命を落としたのか、
それが哀れで、
せめて紫の美しい実がたわわに実った
ムラサキシキブの根元に埋葬してみたのでした。
南無~。
死んだものであって、
いつか帰ってきてくれる、
また出会えると思わないと、
残された者は、つらく、
悲しいではないですか。
安寿さんと一緒に過ごしたくて、窓が開いていると思って激突したのかも。
今頃は暖かい部屋でムラサキシキブの実を食べている夢を見ていることでしょう。
って優しい言葉ですね。
こちらは柿が豊作です。
鳥たちのお裾分けを
人間がもらっています。