人生初入院体験記5 怖いのはオバケより人間
- カテゴリ:日記
- 2025/10/23 10:34:59
少し時間が戻りまして、9日の夜のことです。
前の日記にも書きましたが、リハビリ終了後に杖歩行の許可が出ました。
ただし1、2日の間は、消灯後に限り歩行器を使う条件でした。
薄暗くて視界がはっきりしない中で万一転んだら大変ですからね。
歩行器は自分のベッドに横づけしてあります。
だからナースが夜中に点滴を交換する場合、一度歩行器をどかさなければなりません。
そのくらい狭くなってます。
夜中、多分寝返りを打とうと身体をよじった時に、ぶつかる気配がありました。
またベッドの柵に当たったと思い、左足で蹴飛ばして寝相を戻そうと思いました。
右下肢の力がまだ弱かったので、そうしないと寝返りもままならない状態だったの。
だけどその時に限りうまくいかなくて・・・
仕方なくお尻から戻ろうと半身起こしたら。
私のベッドの端に誰か座ってる!?Σ(゚Д゚)
メチャクチャ驚いたけど、半分寝ぼけていたせいか、
それでも病院の夜中だって理解してたのか、騒ぐより先に
「どうかしましたか?」
とか冷静に聞いてたんだよね、私(;´∀`)
するとその人が3言くらい言った後、歩行器を押してどこかに行ってしまったの!!
10秒くらい呆けた後、慌ててナースコール押したわよ。
事情を知ったナースがその人を確保、歩行器も持ち帰ってくれました。
後で気づいたけど、私の靴も履かれたまま持ち去られてしまってて、
それも後で探してもらいました。
この一連の犯人?、私の隣りのベッドの患者さんでした。
ごく初期の認知症があるみたいで、
それが原因かは知らないけど自転車で転んで足首骨折したとか。
手術を3日後に控えてて、歩行禁止だから移動は当然車椅子。
のはずなんだけど・・・足、平気なの!?
実は骨折してないんじゃないの?
たまに骨折に気づかなくて普通に動いてる人もいるよね。
でもその患者さんは寝ても起きても痛いって言ってたし・・・
それが隣りとはいえ私のベッドに、
しかも隙間がほとんどない歩行器との間を潜り抜けて座ってた。
そして歩行器使って歩いてしまった。
これ、病院としてどうなの!?
事が落ち着いてから色々と怖くなって、その夜は2時以降眠れず。
お隣りの人、貞子みたいな髪型だったから、
それを薄暗い中で見たことを思い出すだけで・・・(>_<)
そしてその人が万一廊下で転んで、余計に症状がひどくなってたら・・・(≧◇≦)
こんなこと考えたら、翌日以降も安眠できん!!
ということで、朝になってすぐにこの夜の顛末と、
たかが靴でも一時的に盗まれていた件と、
すぐに部屋替え等の対策を講じて欲しいという意見書を書いて、
「職員の引継ぎ時間に皆さんで絶っっっっ対に共有しといてください!!」
とキツく言ってきました。
満床だったので部屋替えはかなわなかったけれど、二重三重の対策は講じてもらえたし、
看護師長だけでなく、病院長も謝罪に来たし、
当人の旦那さまとお子さんたち3人から、
それぞれ謝罪という名のお見舞いをいただいてしまい・・・
とりあえずは良しとしました。
お隣りさんは自業自得とはいえ、一時的に歩いたせいで予定が狂い手術1日延期になったし(天罰だと思った)
もちろん、もう一度同じことがあれば、即部屋替えしろとは言ったけどね。
甘いかなー、甘いよね。
これが家族にやられてたらもっとブチ切れてたかな。
転院の話が出たとき、このことを思い出しました。
転院候補の病院は、基本的にVIP個室か2人部屋です。
個室はバカ高いので2人部屋にするしかない。
となると、今回みたいなことがないとは限らないでしょ。
幸いにもリハビリの経過が良かったのと、自宅はマンションの1Fでほぼ段差なし、
さらに父用に転倒防止の手すりがあちこちに設置してあるという、
高齢者との同居が幸いしたのもあって、自宅療養の許可もすんなり出ました♥
入院するまでは病院の設備や体制、先生の良さとかばかり気にしてたし、
大部屋でもイビキや生活音くらいは平気って自信があったけど、
今度入院するときは、認知症の気配がある人との同室は却下、
それが無理ならそういう人の対策を確認しようと思いました。
ちなみに私は4人部屋でしたが、その人以外はみんな気さくだったり大人しかったり、
すごくいい方ばかりだったので、余計に残念だったなー。
というわけで、私の入院時日記はおしまいです。
次回は入院時に役立ったもの、印象に残ったことなどを書いておきます
(まあ、今回の幽霊?騒動が最も印象に残ったけど)
初期の痴呆症だった方との同室で災難でしたね。
痴呆症の方はまともな時とボケてる時が交互してるので困ります。
夜中で暗くて自分のベットと勘違いして座り、歩行器を使ってそのまま徘徊してなのですね、その夜は一睡もできないまま過ごされ大変でしたね。
骨折してて歩行器で歩けるの?馬鹿力が出るようです。(父も脳の手術した時、普段は歩けないのに病院の廊下を走り回り、大声上げたり、椅子を持ちあげ窓を壊そうとしたことあり、両手両足を縛られて睡眠導入の注射で3日眠り続け、こんな力どこから出たのか不思議でした。)
ご家族の方もさぞびっくりされたことでしょう。
同室者がいるお部屋は怖いですね。トイレに行った間の紛失物とか用心しなくてはならないので・・
術後の経過回復が早く、退院でき良かったと思います。
やっぱりわが家が一番です^^
季節も変わり朝晩暗くなるのが早いです。明るいうちに外での歩行練習続けてくださいね。
そっか~~ 鳥肌が立ったでしょう
気配で目を覚ましちゃったのが 良かったのか悪かったのか
知らないままで窃盗事件との認識のほうが良かったのか判断に迷うね
隣の人って気づかなかったら 悲鳴上げちゃってもおかしくなかったよ
思いがけないことが起こるものなんだね・・・
転院ではなく自宅に戻った理由もわかった
気を付けることはあっても、家が一番だと思うし
気心知れた人や愛する人(ラッキー)のぬくもりを感じられるひとときが
一番の癒しになりそうだね
章姫さんのリハビリという名のw筋トレ事情を知って
わたしも心掛けて動くようにしてる
3日坊主になりませんように^^;
読んで背筋がゾワワァ~~となしました><
病院ということもありますし・・心臓が止まったんではないでしょうか?笑
(入院が増々嫌いになりそうですね。。小声)
リハビリもキツいと思われます。
一日も早く通常生活に復帰されるといいですね。
幽霊系じゃなければ窃盗被害かなぁと想像していました。
共用のお部屋入院だと一緒の方は選べませんものね。
入院中は特に緊張の連続の中ですからお疲れ様でした。
自宅でのリハビリも続きますが、体調等に気を付けて進めて下さいね。
ブログありがとうございました。
おばけの正体は、痴呆老人だったのか・・・
大部屋って、カーテンのパーティションで区切っているとかないのかな。
まあ、そこを突破されちゃしょうがないんだけど。
ホテルのオーバーブッキングみたいに、上級グレード(個室)への移動させてくれたら良かったのにね。
とりま、引き続き 筋トレガンバです~♪
病院にはそういう人もいらっしゃるから注意が必要なんですね。
どんな怪奇現象かしらと思っていましたが
やっぱり人が一番怖いんだね(#^.^#)
参考になりました♬
私は内心窃盗かな?、なんて思ってました。
認知症の人だったんですね。
こればっかりは今のところどうにもできないのかもしれません。
老人が増える一方の日本、老人福祉施設を充実させて欲しいです。
子どもは育って自立していくけど、年よりは維持できるか悪くなるかが多いです。
親に早く死んで欲しい、と思わないようにして欲しいと切実に思います。
そして介護士の方の賃金をあげて欲しい。
歪んだ変なNPOをなくして、こういうところにお金をと思います。