東京国立博物館特別展「運慶」
- カテゴリ:アート/デザイン
- 2025/10/13 18:02:18
午前中に馴染みの美容院でヘアカットしてもらい、そのまま電車に乗って上野に向かいました。
お昼ちょっと前に国博に着いて、まずは腹ごしらえ。キッチンカーでタコライスをいただきました。
特別展入り口に音声ガイドの貸し出しがありました。いつもなら素通りするのですが、ガイドが俳優の高橋一生さんなのを見て足が止まりました。いいんじゃないか??
今回の展示は興福寺北円堂の仏像7体だけなので一つの部屋でしたが、人が多い。それでも、高橋一生さんの柔らかいお声に導かれ、じっくりと鑑賞できました。弥勒如来様の前では合掌。ずっと祈りの対象として祀られてきた仏像に敬意を表しました。皆さん、そこを忘れていらっしゃいますね。
美術の教科書にもよく載っている「無着像」とその弟の「世親像」素晴らしい。如来や四天王像とは趣を変えて、人間味を表に出しているのが分かります。
すぐそばに常設展の仏像たちも展示されていたのでそちらも見たのですが、スマホで撮影している方を見て少し抵抗を感じました。撮影禁止しているものとそうでないものがあるのは確かなんですが、祈りの対象とされてきた仏像を写真に撮るのはどうも抵抗があります。お寺でなく博物館に来ると物になっちゃうのかなあ。
東洋館地下のミュージアムシアターで「国宝阿修羅像」のVR作品も鑑賞してきました。像の形をはっきりさせるために色彩を除いて分析したり、その作り方から分析したりしていて面白かったです。実物はなかなか見に行かれないですからね。
行くとなかなか抜けられなくなるのが国博のミュージアムショップ。好きな作品をプリントしたグッズが欲しくなってぐるぐる見て回りました。はにわソックスはあと少しで買ってしまいそうでした。
物もたくさんあって、それだけで時間が潰せそうな場所ですね。
いろいろ買ってしまいそうなので、早めに脱出しています。