Nicotto Town



君はどうイキるか

恰幅の良いオレンジ色の人は、連立なんて入らねーよと叫んでおりましたね。まあ党勢が大変に良いからこそ切れる啖呵ですし、ここで自民党にすり寄れば、その党勢自体をぞぐ事になることは想像に難くないわけで、まあ当然と言えば当然の話。これが議員数が衆参合わせて40人50人という状況になってきたら、態度が違うと思いますけどね。


オレンジ色のは、ありそうでなかった受け皿ではあると思うし、一定の存在意義を認めますけど、あれが全てになってしまうと収取がつかないなとは思います。「ネトウヨみたいなのが支持層にいるかもしれないけど、ウチはそういうんじゃない」と恰幅の良いオレンジ色の人は言いますが、街頭演説の聴衆なんかが画面に映ると、結局は日章旗だの旭日旗だのを振り回している奴がチョコチョコいるわけです。そしてその辺を厳密に切り離すことをしようと思えば出来るはずなのにしていない、ということはオレンジ色の素性をどこかで露呈しているように思いますけどね。

それと、自民の総裁=実施的な次期首相が高市さんになったことで、一般的な言い方をするなら石破路線から大きく右へと舵を切ることになるわけですが、それは高市さん自身のポリシーや方針であると同時に、どうしたってオレンジ色のことが脳裏にあるのは周知のこと。
ただ、右傾化する流れをフォローするために政権党が右傾化すると、その右傾化のきっかけとなっている勢力は、ますます右傾化するというイタチごっこになり、泥沼化する様相を感じるのは私だけですかね。。。



閑話休題


わたしは、ナンチャッテ似非クリスチャンです(*^_^*)
要するに洗礼を受けてませんが、ということです。

それで、仏教ってよく考えると宗教じゃないですよね。

何をいきなり言い出すのかと。

いずれにしても、宗教ではない、というのは恐らく正確ではなくて、いわゆる小乗仏教(現代では上座部仏教ということになってますが)は宗教じゃないですよね、と言う話。
現在、仏教というと一般的には大乗仏教の事を指すかと思います。しかし仏陀が見出したことの中に、ナントカ如来とかナントカ菩薩とかはなくて、そもそも民の救済とかそんな話でもなく、この世界の摂理の中で、いかに自らが自らの存在の苦しみから解き放たれるのかという、ありていに言えば「生き方」の教えであって、宗教全般として定義されるような世界の在り様を掌握する超越的な存在の神様に帰依しようみたいな話ではない。
ものすごく雑な言い方を変えれば、本来の仏教とは、自らの存在とは何かということへの苦悩に向かうような人のためのものであって、食って酒飲んで風呂に入って寝るだけの人には、どうでも良い話。

端的に言えば、仏教とは本来は哲学じゃんということです。

そういう意味で、キリスト教というのは極めてごく普通に宗教だと思います。なのですが、実はキリスト教というのは猛烈に難解な宗教です。いや、「難解」という表現は、本当は正しくありません。端的に言って、キリスト教には経典はあっても、教義がない。

・・・それも語弊がありますね。

旧約には、色々と宗教的な決め事がゴチャゴチャと書かれてはいるのですが(律法と言います)、それが「何のために必要なのか」は、ほとんどわからないです。唯一十戒だけは、殺してはならないだとか、ある意味で現代の倫理的に考えても「当たり前の事」も多く含まれており、感覚的には良くわかるものです。
そして旧約は、別に神様が鉛筆をなめながら書いたものではなくて、ある意味ではただの物語であって、ものすごく大雑把に言えば、旧約の大半はユダヤの民の歴史書でしかない、とも言えます。
新約に至っては、イエスという旧約には存在しない人が(厳密にはその存在の予言的な部分はありますが)突然に馬小屋で生まれてきて、その人が病人を直しただの死人を蘇らせただのという奇跡の話の物語を、ほとんど同じような内容をキリスト本人以外の別の複数の著者(弟子)が個々に書いたものを寄せ集めた作品集みたいなものです。要するに、筋道が立った構造的な内容となる教義らしきものは、まったく何もない。膨大な断片的なお話が羅列されているだけで、あとは各自それらを適宜に読み解いて常ぎ合わせて解釈したまえ‥‥ という指示すらもない。
端的に言って、原始的な仏教の経典であるパーリ仏典と聖書では、その内容の思索的なレベルは話にならないほど仏教の方が高い。


では、どうして私はナンチャッテ似非クリスチャンを選択しているのか。


なんででしょうねw
ただ一つ言えるのは、私が求めたものが哲学ではないから、という事かもしれません。
私の求めたものは、哲学だとか生き方だとかいうような、自らへのアクティブな価値づけや存在性の定義ではなく、如何に世界はあり、そこに自分はいかなる在り様として存在するのか、それもその不確かさを自らの力で解消するのではなく、状況任せで霧消させ、自らを溶け込ませてしまいたいという極めてパッシブなモチベーションです。まあ超越的なものを求めるという行為は、すべてそこに集約されると言えばそうなのかもしれません。


要するに、オレンジ色のやつもそういうことですけどね。
あれに傾倒する人は、結局は自ら立てない人ですから。
性根は私も同じことです。


てなことで。

おやすみなさい。

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2025/10/09 01:50
おやすみなさ~~い。

台風の風がすごいから、なんでもいいから眠れるうちにぐっすり寝て~~



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