Nicotto Town



重賞展望


昨日の凱旋門賞は残念の一言。レース全体では前後半イーブンくらいでクロワデュノールやアロヒアリイは自身前傾ラップになってるから馬場適性云々以前に重馬場のロンシャン2400ではオーバーペースで余力をなくした格好。こういう速い脚が問われへん馬場や展開なら一部で言われてるような馬体が軽い馬の方が合う=筋肉量が少なく燃費効率の良いステイヤーっぽい馬って意味なら一理あるかなと。勿論フレームにもよるから軽ければいいってもんでもないけど。ただエースインパクトが勝った23年みたいな33秒台の上がりが出るような馬場や展開なら馬格があることは不利にはならへんやろうし、当たり前のことではあるけどレースの質が変われば求められる能力も変わる。それは日本国内でも同じこと。能力は足りてるんやからレースの質と馬のストロングポイントが噛み合えば勝てると思うけどね。それが近い将来であって欲しいと願うばかり。今週末の重賞はアイルランドT、スワンS、サウジアラビアRCの3つ。

【アイルランドT】府中牝馬Sから名称変更。同コースの毎日王冠と比較すると若干中盤の緩みが大きく差し馬の好走が目立つ。高速決着になることが多いから高速馬場や高速上がりへの対応力が低いと厳しいかなと。血統ではディープやキングマンボといった主流血統は普通に強い。あとはダンチヒらノーザンダンサーの血も良い。

アドマイヤマツリは前走ヴィクトリアMはハイペースを離れた番手、自身ミドルペースくらいで追走。マイラーではないやろうから流石に忙しかった。1Fの距離延長は歓迎ではあるけど本質的には速い上がりのレースが合うようには見えへんだけに小回り中距離の方がベターな印象。同コースの初音Sでは1キロ貰いでカナテープに負けてるしね。ボンドガールは掛かり癖にゲート難と気性面の難しさがなぁ。距離自体はこなすけどペースが落ち着くとどうしても折り合いの難しさから位置が後ろになるのがね。そこまで斬れるわけでもないしある程度流れた上でそれなりの位置を取りたいとこやね。地力自体は最上位の1頭やとは思うけど。カナテープは前走関屋記念はペース的にハマった感はあるけどマイルの高速決着、高速上がりでここまでのパフォーマンスを見せたのはちょっと驚き。この感じならここも有力やとは思うけど同コースの府中牝馬Sは2.5キロ貰いでセキトバイーストに完敗。キング騎手からの乗り替わりもどうかな。そのセキトバイーストはわかりやすく瞬発力勝負が苦手で時計の掛かる馬場や展開でこそ。前走府中牝馬Sは最終週で東京としては珍しく時計も上がりもかかる馬場に加えて自ら早めに動いたのも良かった。今回は開幕2週目の高速馬場で前に行きそうな馬も少な目やからどこまで強気に引き上げられるかかな。他では穴にはならんかもしれんけどサフィラ。近走はマイルを使われてるけど明らかに中距離馬で前走ヴィクトリアMみたいに流れると忙しい。距離延長はプラスで2走前の阪神牝馬Sみたいにスローを好位から抜け出す形が理想。ただ元々使い詰めや輸送で馬体を減らしてたように馬体の維持に苦労してた馬やから輸送は気になる。あとはラヴァンダ。シルバーステート産駒で上がりの掛かるマイル~千八でこそと思ってたけど阪神牝馬Sではスローを後方から速い上がりを使って2着好走したようにちょっと掴み切れへんけど府中牝馬Sでは不利な外枠から3着と悪くないしここでは上位の力はある。

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