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ヨツバヒヨドリ

ニコットおみくじ(2025-09-13の運勢)

おみくじ

こんにちは!秋雨前線が停滞する影響で、

九州から関東、北陸は雲が多く、所々でにわか雨に。
東北と北海道も昼頃から次第に雨となる。
沖縄は晴れ。

【ヨツバヒヨドリ】 四葉鵯 Eupatorium glehnii F.Schmidt ex Trautv.

               Eupatorium glehnii

              *2番目は学名ですが、英語圏ではこの学名が
               英語圏ではこの学名が使用されることが多く、
               特定の一般的な英語名(コモンネーム)は、
               広く定着していません。

☆ヨツバヒヨドリは、キク科ヒヨドリバナ属の多年草です。

<概要>

〇ヨツバヒヨドリ

山地の草原や低地の湿った草原でみられる、高さ0、8~1、7mの多年草です。

@原産地

 ヨツバヒヨドリの中国での発祥地については、
 具体的な地域名(省や市)までは、文献に明記されていないのが現状です。

 ただし、学名に「chinense」とあることからも分かるように、
 中国全土の温帯から亜寒帯地域に広く分布する植物であると考えられています。

 ★推定される分布域(中国国内)

  □東北地方(黒竜江省、吉林省、遼寧省等)

  サハリン(樺太)や北海道にも分布していることから、
  寒冷地に適応している可能性が高いです。

  ■華北地方(河北省、山西省等)

  標高の高い産地や湿地に生育しやすいです。

  □四川省や雲南省等の高地地域

  多様な植物が生育する地域と知られていて、
  ヨツバヒヨドリの原種が存在する可能性もあるかも分かりません。
 
 ★補足:学名の意味

  □chinense

  「中国産の」という意味があります。

  ■sachalinense

  「サハリン由来の変種」という意味があります。

  つまり、原種は中国に分布し、
  サハリン等、寒冷地で変種して進化したと考えられています。

@茎

 短い根茎をもっています。

 茎は直立して、上部で枝分かれ、疎(まば)らに毛が生えています。

@葉

 3~6枚が輪生(りんせい)する単葉(たんよう)で、
 長さが7~20cm、幅が1~6cmの披針形(ひしんけい)です。

 ☆輪生

  植物の茎に対して、葉が輪状に配置される現象を指します。

  植物が効率的に光合成を行う為の基本的な配置パターンの一つです。
 
  輪生を理解することで、
  植物の生理や進化メカニズムをより知ることが出来ます。

  ■定義と特徴

  輪生とは植物の茎において、
  1つの節に3枚以上の葉や枝、花が輪状に配置される植物学的現象です。
 
  この配置は、
  通常、茎の同じ高さに複数の葉や花が放射状に広がる形で現れます。

  輪生の利点は植物が効率的に光を取り入れる為、
  葉の重なりを最小限に抑えることが出来る点にあります。

  特に太陽光が真上から射し込むような環境では、
  輪生は葉が重なり合うのを防ぎ、
  それぞれが十分な光を受けることが出来ます。

  又、輪生は植物自身が競争を避ける為の重要な戦略であり、
  光合成効率を最大限にする為の工夫といえます。

  特に密生した環境で成長する植物には、個の配置が有効です。

  輪生の特徴を理解することで、
  植物の生態や環境適応力についても、深く知ることが出来ます。

  □植物の茎における、輪生の仕組み

  植物の茎における、輪生の仕組みは、
  葉や花芽が茎の特定の部位で同時に成長することによります。

  まず、茎の頂端部分にある成長点からホルモンが分泌されまして、
  これが葉や花芽の形成を促進します。

  次に、同じ高さにある複数の成長点から同時に葉や花が形成され、
  それが輪状に配置されます。

  これにより、光を均等に受け取ることが出来まして、
  効率的な光合成を行うことが可能です。

  この仕組みは、特に光の少ない環境で重要な役割を果たします。

  植物が適応する為の進化的な戦略の一つであり、
  輪生の仕組みを理解することで、
  植物の成長や生態系の役割についても、より深く知ることが出来ます。

  ■他の配置パターンとの比較

  輪生は他の配置パターン、
  特に互生(ごせい)や対生(たいせい)と比較されます。

  ◇互生
 
   茎の各節に1枚ずつ葉が付いて、
   互い違いに配置されるパターンを指します。
 
   茎に沿って螺旋(らせん)状に葉が並ぶ為、
   螺旋葉序と呼ばれることもあります。

   互生は輪生に比べて、葉の重なりが少ない為、
   光を効率的に利用出来ます。

  ◆対生

   茎の両側に、対照的に葉が配置されるパターンです。
   
   対生の利点は、葉が直角に配置される為、
   光を広範囲に受け取ることが出来ることが挙げられます。

   輪生と比べると、葉の重なりが少なくない為、 
   環境によっては有利に働くことがあります。

  最終的には各配置パターンには、それぞれの利点があり、
  植物はその環境に最適な配置を、選択する進化的な適応戦略を持っています。

 ☆葉の両面

  短毛が疎らに生え、裏面には普通は腺点があります。

  ■腺点

  △位置と機能

   腺点は葉や茎に存在し、天然色素を生成する役割を果たします。
   これによりまして、植物は紫外線から若葉を保護します。

  ▲種類

   腺点は、表皮細胞の突起や分泌に関与する細胞から成り立っています。

  △例

   トキリマメやノアズキ等の植物では、
   葉の表面や萼(がく)に腺点が見られます。

  ▲外観

   腺点は小さな疣(いぼ)状の突起として現れまして、
   光に透かして見ると、明るい点として確認出来ます。

 ☆葉の縁

  鋭い鋸歯(きょし)があり、そして、短い葉柄を持ちます。

  葉は茎の上部での節では、対生又は互生することもあります。

@花

 茎先や枝先に、淡い紅紫色の頭花を散房状に多数付けます。

 ★頭花

  管状花のみからなりまして、雌蕊が花の外に突き出ます。

@果実

 痩果(そうか)で冠毛(かんもう)があります。

@別名

 ・クルマバヒヨドリ(車葉鵯)

 ・ハコネヒヨドリ(箱根鵯)

@花期

 7~9月です。

@分布

 日本(北海道、本州、四国、九州:宮崎県北部)、サハリン、南千鳥です。

@名前の由来

 葉が4個輪生することに由来しています。
 又、葉が枯れると良く燃えることから「火を取り」が転訛しまして、
 ヒヨドリになったともいわれています。

@花言葉

 ・清楚
 
 ・期待

 ・延期

問題 ヨツバヒヨドリは漢方薬に用いられることが多いですが、
   次の文章の???に入る症状名を教えてください。

   ・頭痛や眩暈(めまい)、生理不順等の婦人病の主役として使用されます。

   ・認知症の進行を緩める効果があるとされています。

   ・???や皹(ひび)、霜焼けに効き目があるとされています。

1、冷え性

2、あかぎれ

3、血行障害

ヒント・・・〇???

      血流が悪くなることで起きる体の不調で、男女で違いがあります。

      @当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

       気虚、血虚、瘀血によって処方が変わる為、 
       漢方医や薬剤師に相談してください。
       
お分かりの方は数字もしくは???に入る症状名をよろしくお願いします。









   
  

 




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