Nicotto Town



続・・・

スマートフォンは伏せたまま、彼女はソファに身を沈める。
紅茶の香りは消えかけていて、代わりに部屋の空気が、少し重くなっていた。

彼の返信はまだ届かない。

けれど、既に彼女の身体は、言葉よりも早く反応していた。
喉元に落ちた髪を払う指が、鎖骨のあたりで止まる。
その一瞬のためらいに、自分でも気づいている。

午後の光は、肌の輪郭を曖昧にしながら、
彼女の影を、壁に長く引き伸ばしていた。


その影の先に、彼が立っている気がして、
彼女は、もう一度、髪を整えた。

#日記広場:日記

アバター
2025/09/13 19:21
> PiPi。さん
うじうじと悩むんですわ。w
アバター
2025/09/13 19:18
もう待っても返信なんか来ないから
さっさと電源切っちゃいなw



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