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ゾウリエビ

ニコットおみくじ(2025-09-08の運勢)

おみくじ

こんにちは!前線が停滞し、九州から東北の日本海側は午前を中心に雨。

北陸では雷雨の所も。
太平洋側は晴れ間が出る。
北海道は晴れる。
沖縄は晴れ。

【ゾウリエビ】 草履海老 Pariibacus japonicus Holthuis,1969

              Japanese slipper lobster

              Japanese mitten lobster

              Flathead lobster

☆セミエビ科ゾウリエビ属に分類されるエビの一種です。

<概要>

〇ゾウリエビ

ゾウリエビはセミエビ科ゾウリエビ属に分類される扁平な形をしたエビで、
同じゾウリエビ属の近縁種、ミナミゾウリエビも外見がそっくりで、
市場では区別されることなく、単にゾウリエビとして扱われています。

@ミナミゾウリエビ 南草履蝦 南草履海老

           Parribacus antarcticus(Lund,1793)

           Sculptured mittern lobster

  ★イセエビ下目セミエビ科ゾウリエビ属に分類されるエビの一種です。

  <概要>

  ☆由来・語源
  
   ゾウリエビに似ていて、熱帯に多いという意味合いがあります。
   又、姿形が草履に似ている為です。

  ★地方名・市場名

   □ワラジ(草鞋)

   場所:沖縄県南城市知念・宮古

   ■ゾウリ(草履)

   場所:沖縄県南城市知念漁港 さん

   □ゾーリエビ

   場所:沖縄県宮古

  ★生息域

   海水生で、岩礁域や珊瑚礁域の間の砂地に棲息しています。

   □分布

   ◆世界

    インド洋、太平洋、東大西洋に広く分布しています。

   ◇日本

    三重県熊野市や琉球列島以南に生息しています。

  ★基本情報

   琉球列島以南で水揚げがあります。

   沖縄県ではゾウリエビも揚がりますが、
   量的にはミナミゾウリエビの方が多いという情報もあります。

   九州以北に生息するゾウリエビよりも一回り大きく、
   味は同じように良いです。

   又、イセエビに近い味ですが、
   その上をいく味だと感じる方もおられるようです。

   □珍しさ度

   鹿児島県島嶼(とうしょ)部以南しか生息していません。

   漁獲量が少ないですので、かなり頑張って探さないと手に入りません。

  ★水産基本情報

   □市場での評価

   沖縄県等ではミナミゾウリエビの方が多いようで、やや高価です。

   ■漁法

   刺突漁(潜水漁)です。

   □産地

   沖縄県です。

  ★選び方

   原則的に生きているもので、死んだものは出来るだけ早く料理をします。

  ☆味わい

   ■旬

   不明です。

   □殻

   硬く、厚みがあります。

   ■身等

   筋肉は充実していて、味噌も味が良いです。

   □ゾウリエビよりも大きい

   全体に厚みがあり、ゾウリエビよりも一回り大きいです。

  ★料理

   ・塩茹で          ・味噌汁

   ・湯引き          ・グラタン

@一般に食材として市場に出回るセミエビ科

 ・ウチワエビ          ・オオバウチワエビ

 ・ゾウリエビ          ・セミエビ

 このような種類があります。

 ゾウリエビはウチワエビとセミエビの中間的に姿形をしています。

 ☆名前の由来

  ■和名
 
  見たままの姿に由来しています。

  □英名のslipper lobster(スリッパ―・ロブスタ0)

  スリッパのような姿からで、
  別名のmitten lobster(ミトン・ロブスター)も平たく、
  左右に分かれ、先端が平らな蝕角(しょっかく)等の姿が、
  ミトン(親指だけ分かれた手袋)を思わせるからです。

@生態

 ★生息

  ゾウリエビは水深10~30mの岩礁海底に生息しています。

 ☆食性

  岩礁にしがみつくようにして、動物性の死肉を食します。

 ★身の守り方

  平らな体と殻の表面が岩礁の色に紛(まぎ)れ、
  自身の存在を分かりにくくすることで、外敵から身を守ります。


 ☆日本近海の分布

  「原色日本大型甲殻類図鑑(三宅貞祥さん著)」によりますと、
  日本近海での分布は千葉県から九州の太平洋沿岸、
  奄美群島や沖縄諸島となっています。

 ★蝕角や脚等にフジツボやエボシガイが付いていることが多い

  じっとしていることが多い影響で、ゾウリエビは頭胸甲の背だけではなく、
  前に突き出た平たい蝕角や脚等、至る所に、
  フジツボやエボシガイが付いている個体が多いです。

  又、日本の蝕角の付け根や脚に、
  沢山ムラサキハダカエボシがくっついて共生していることもあります。

@特徴

 ☆体長

  ゾウリエビは体長約15cmで、全体に扁平な形をしています。

 ★殻

  厚みがあり、硬く、表面は丸く小さな粒状の突起で覆われていまして、
  その隙間には短い毛が埋め尽くされています。

 ☆第2蝕角の第2・第4節

  第2蝕角の第2・第4節が平らな板状に広がりまして、
  外縁(がいえん)に棘(とげ)が並んでいます。

 ★頭胸甲の左右

  大きな棘が前方に向けて8個ありまして、
  前方の第2と第3の間に深い切れ込みがあります。

  この感じは、ウチワエビによく似ています。

 ☆脚

  左右5脚で、いずれも岩にしがみつきやすいよう鉗(くびかせ)が無く、
  尖った爪状になっています。

  *鉗・・・鋏(はさみ)状に付いている部分

 ★甲羅の眼の孔の周り

  小さな粒状突起で縁(ふち)どられていますが、
  この突起が紫色でアイシャドーを付けているようで可愛らしいです。

  これはセミエビと似ています。

@主な産地と旬

 ☆主な産地と漁獲量

  ゾウリエビは温かい海域に多く、
  主な産地は沖縄県をはじめ、鹿児島県が多く、
  その他、高知県や和歌山県等でも少ないが漁獲されています。

  ただ、ゾウリエビを目的とした漁は無く、
  そのほとんどはイセエビ漁で混獲されたものです。

  沖縄県や鹿児島県でも数は纏(まと)まって獲れないこともありまして、
  高級食材として扱われていまして、
  大きさにもよりますが、3000~4500円/kgもします。

問題 ゾウリエビの漁獲時期と旬についてですが、
   次の文章の???に入る言葉を教えてください。

   沖縄県ではイセエビ及びセミエビの漁が、
   4月1日~7月31日は???になっています。

   鹿児島県では5月1日~8月20日が、
   イセエビ漁の???に設定されています。

   ゾウリエビは〇〇の対象ではありませんが、
   主にイセエビ漁混獲される為、
   沢山漁獲されるのは9月~春までとなっています。

1、解禁期

2、中立期

3、禁漁期

ヒント・・・〇???

      特定の魚種を保護する為に、
      魚を釣ったり、捕まえたりすることが〇〇される期間のことです。

      これには、自然環境や生態系の保護、
      持続可能な漁業を目指す為の理由があります。

      @目的

       ???を設けることで、魚が安心して繁殖出来るようにです。

お分かりの方は数字もしく???に入る言葉をよろしくお願いします。




 











          


             

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