ママコナ
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2025/09/05 14:34:12
ニコットおみくじ(2025-09-05の運勢)

こんにちは!九州から東北にかけての広範囲で雨。
台風が接近する東海や関東甲信では雨風ともに強まる。
沖縄は晴れ。
最高気温は平年並みか高い。
【ママコナ】 飯子菜 Melampyrum roseum var.japonicum
cow wheat
☆ハマウツボ科ママコナ属の一年草です。
<概要>
〇ママコナ
@基本情報
山地の林内等でみられる高さ20~50cmの一年草で、
半寄生(はんきせい)植物です。
★半寄生植物
光合成はあらゆる場所の植物にとって、重要なプロセスです。
寄生植物は、他の植物から栄養素を盗むことによって、
栄養素の一部又は全てを引き出します。
寄生動物が他の血液を食すように、
寄生植物はほとんど同じことをします。
□寄生植物 parasitic plant
寄生植物は他の植物「宿主(しょくしゅ・やどぬし)に寄生し、
宿主から水や栄養分を横取りにしながら成長していく、
特殊な形態をもっています。
自力で成長せずに、寄生先と共生することを選んだ植物です。
寄生植物は他の植物に寄生し、
寄生した植物が生成する栄養分を吸収して生育する植物の総称です。
寄生植物は「寄生根(きせいこん)」と呼ばれる特殊化した吸根を持ち、
この根が相手植物(奇主又は宿主)の組織と結合して栄養分を吸収します。
世界では約28科に属する4500種の寄生植物が確認されています。
◆寄生植物の代表種7種
・ヤドリギ ・ネナシカズラ
・ナンバンキセル ・ラフレシア
・ビャクダン ・オーストラリアン・クリスマスツリー
・ハマウツボ
◇全寄生植物と半寄生植物の違い
寄生根や生殖器官である花以外の部分は退化した植物が多く、
葉は鱗片(りんぺん)化して茎に密着し、
葉があるようには見えないのが特徴です。
光合成をする為に必要な葉緑素を一切持たず、
自らの生存に必要な水や栄養分は、
全て寄生するホスト植物に完全に依存する植物が全寄生植物です。
その為、宿主の成長に悪影響を及ぼす存在でもあります。
◆半寄生植物
半寄生植物の多くは葉の退化等は見られない為、
寄生植物には見えない種類が多いのが特徴です。
自分自身の生存の為に必要な最低限の養分は、
葉緑素を利用して光合成できますが、
寄生根から水や養分を吸い上げつつ、成長します。
宿主に大きな悪影響を及ぼさないような生態バランスを保ち、
うまく共生していく植物が半寄生植物です。
◇寄生植物一覧
下記の一覧を見ればお分かりになるように、
同じ寄生植物でも異なった特徴があります。
大半の寄生植物は、
宿主の根に吸根を侵入させて、必要な水や栄養素を奪います。
▲根に寄生する「根吸着寄生植物」
代表的な例は、ナンバンギセル、ラフレシア等です。
△茎に寄生する「茎吸着寄生植物」
ツル性のネナシカズラが代表的な例です。
植物名 寄生度 寄生部位
ヤドリギ 半寄生植物 幹・枝
ネナシカズラ 半~全寄生植物 茎
ナンバンギセル 全寄生植物 根
ラフレシア 全寄生植物 根
ビャクダン 半寄生植物 根
オーストラリアン・クリスマスツリー 全寄生植物 根
◆共生する寄生植物
共生という生き方を選んだ寄生植物は、
寄生主の種類数が少ないと寄生率が低くなります。
寄生生活も決して簡単ではありません。
又、宿主の栄養分をすべて横取りしてしまえば、
宿主が死んでしまいます。
その為、多くの寄生植物は、宿主の組織や生態を破壊しないように、
ちょうど良いバランスを保ち、寄生しています。
□植物寄生虫
主に反寄生虫と全寄生虫の2種類があります。
半寄生植物はそれらの完全寄生植物よりも懸念が少ないです。
半寄生植物対半寄生植物を見る時、
重要な特徴は、それらの栄養素が他の植物にどれだけ由来しているかです。
半寄生植物は光合成を行いますが、半寄生植物は光合成を行いません。
これらの植物は依然として寄生虫である為、
他の植物を利用して生き残ります。
宿主植物の基部に付着することにより、
半寄生植物は水と貴重な鉱物を盗むことが出来ます。
■根の半寄生虫
地下の宿主に付着する為、検出が難しくなります。
□茎の半寄生虫
宿主の幹に付着する為、明らかです。
■一部のルート半寄生虫
宿主無しでライフサイクルを完了することが出来ます。
□全ての茎半寄生虫
生き残る為に、宿主を昼用とします。
■半寄生虫の例
・ヤドリギ
・インドのサンダルウッド(サンタラムアルバム)
・ベルベットベル(バルシア・アルピナ)
・ガラガラ植物(リナンサス)
・インドの絵筆
これらの植物のほとんどは、独立したエージェントによく似ていますが、
実際には、近くの何かを食べさせています。
☆茎
直立しています。
★葉
対生する単葉で長さが2~8cm、幅が1~3cmの長卵形となり、
先が尖り、両面には短毛が生えます。
葉の縁は全緑ですが、しばしば上部の葉には、
刺毛状の歯牙(しが)があります。
葉柄は0、3~1、5cmです。
☆花
枝先に長さ3~10cmの穂状(すいじょう)花序を出し、
紅紫色の唇形花を付けます。
下唇は浅く、3裂して、白色の隆起が2個あり、
上唇の縁には白色の軟毛が密に生えます
花冠(かかん)の喉部の両側には、白色の斑があります。
苞(ほう)は葉に似て、緑色で、
先が尖り、縁に長さが0、5~2mmで刺毛状の歯牙があります。
花序の軸や萼(がく)には、白色の毛が密に生えます。
果実は卵形の蒴果(さくか)で、基部は萼に包まれます。
問題 ママコナが生育している、
「吉備高原面(きびこうげんめん)」がある、県名を教えてください。
1、島根県
2、岡山県
3、鳥取県
ヒント・・・〇吉備高原面
・吉備:古代の地名で、現在の〇〇県や広島県東部にあたる地域
・高原:標高が高く、比較的平坦な地形
・面 :地形額では「地表の広がり」や「地形面」を指す言葉
〇〇県津山盆地の南から、
高梁(たかはし)、新見(にいみ)、
広島県の三次(みよし)にかけて、
標高300~700m位の山頂部が揃った、
吉備高原が発達しています。
これは小起状の地形で「吉備高原面」といわれています。
高梁市内を中心とした川上町、備中町、成羽町、宇治は、
高原上に村が開け、標高500~650mの所にあります。
お分かりの方は数字もしくは吉備高原面がある、県名をよろしくお願いします。