Nicotto Town


彩の松ちゃん


毎年新米は買っている

今年も我が地元では、彩のきずなが収穫されたので朝7時に玄米30キロ5袋を引き取りに行ってくる。玄米5袋は兄弟家族全員の1年分になるので、大手業者に買い占められる前に確保しておく必要がある。値段は、昨年より1500円高いが、円安が続く限り安くは出来ないから、コメ不足で買えなくなるよりはマシと考えていたほうが良いと自分を納得させる。9月になっても安い備蓄米が販売されるようだが、近所のスーパーでは売ってないし、わざわざ時間と経費を使って買いに行くようなものでもない。それより4~5年も前のコメを食べたいとは思わない。我が家では、コメは毎年買うものである。決してもらうものではない。


ところで安い備蓄米も古米の品質低下がどんどん進むので、1800円台になっているようだが、いつまでも備蓄米の在庫があるわけではない。備蓄米効果として、コメ不足は解消しただろうが、コメの値段を下げることは不可能だ。近所の人は、安い備蓄米を何袋も買いだめしてあるそうだが、一部の人には嬉しい話だが、いずれ備蓄米は無くなるので、その時は、値段の高いコメがコメ不足の取り合いでいっそう高騰するかもしれない。そうすると備蓄米倉庫は空になっているだろうから、倉庫業者は廃業しているし、備蓄米の安いコメも手に入らない近い将来が目前に迫っていることになる。

国はコメの生産拡大に一転して方向転換したが、生産量を増やしてもコメの値段が安いままでは高齢農家人口は減少していくだろう。生産量を増やせば赤字が増える状況は、兼業農家なら我慢できたが米作り専業農家では絶対無理な話だ。大規模大型機械化を促進するなら、儲かる農業に転換しなければ誰も稲作農家を続ける気力は持て無いだろう。


今日も暑くなりそうであるが、ナスの木が水不足で枯れそうになっているので、昨日は畑に行って水遣りを行った。そろそろ秋ナスの新芽が伸びてくるので、この時期は雨が降って欲しいところだが、秋雨前線は今は関東には発生しなくなったと考えるので、今日も水遣りが忙しくなる。このまま雨が降らなければ、野菜も輸入に頼るしかなくなる時代が来るかもしれないと懸念する。コメ農家だけではなく野菜農家にも厳しい地球環境に変わってしまったと考える。夏は暑く干ばつ化が進み冬は寒く大雪が降ることを想定した農業が出来るのか、現実を直視する必要がある。

さて今週辺りに政府与党は、参院選大敗の原因分析が出て来るのだろうけれど、国民目線で見れば今さらそんな分析をしているところじゃないだろうと思えてならない。一言で言えば、昔から続く政治と金の根本的なところが解消されていないだけだろう。

最近は、朝5時に東の空を眺めるが、多少の雲があっても今日も晴れるなあとため息しか出なくなってきた。お盆を過ぎれば涼しくなるのが例年の天気であるが、今年は特に異常としか思えないが、これが来年以降も当たり前になる可能性もあるわけで、熱中症でバタバタ倒れる人も増えるだろうが、いつしか茹でガエルになりかねない。

ところで間もなく防災の日だ、いつものことだが、災害はこの時期に必ず発生するものではないので、あらためて騒いだからどうなのかなと思うのである。31日の日曜日に市の訓練があるが、埼玉で津波は無いだろうし、大河の氾濫もないので、災害訓練と言っても誰も何も災害イメージなど持っていないだろう。テレビでは、富士山が噴火したら降灰がどれだけ広がるかなどシミュレーションをやっているが、噴火の灰は草木の灰ではなく、岩石の粉である。気管支や肺に入れば、健康被害が起きると想定していたほうが良いだろうが、そうすると医療機関がパンク状態になるだろう。それから岩石の微粒子がコンピーター機器などに付着すると、コンコンピーターが停止する恐れもある。コンピーターが停止すれば、医療機関や金融機関が麻痺することは歴然としている。災害発生時は、どう生き延びるか、それだけを考えるしかない。


さて朝方、新米の彩のきずなを引き取りに行ってきたところであるが、先月の早場米より1,000円高く支払ってきた。一般販売価格よりは安くしてもらっているが、一般価格は昨年後半値段に比べて4,500円の値上がりである。それから冷蔵倉庫には、収穫したほとんどの新米は無くなっていた。おそらく業者が、収穫するたびに買い集めて行ったと推測する。8月に新米在庫が無くなっているのは異例だ。またコメ不足が懸念されるだろう。とりあえず1年分は確保したので安心できる。


今日は、北海道の北の海上に発達した低気圧があるため、全国的に南からの暖気が流れ込むので、気温がぐんぐんと上がっている。昔だったら秋雨前線が本州辺りに出来るのだが、今年は北海道付近が秋雨前線の定位置となっているので、いつになったら秋の気配を感じられるのか全く分からない。


今日の予報では夜に雨が降ると言っていたが、たぶん降らないと思っていたら、にわかに西の空から雷雲が近づいてきた。雨雲レーダーを見ると寒冷前線の通過である、18時20分頃に近くの電柱に落雷だろうか、轟音とともに衝撃波が伝わってきた。自宅への直撃は屋根が低いから回避されるので、一番近い電柱だったろう。停電は無かったが、事前にコンセントは抜いておいた。18時30分には窓を全開にして網戸に変え、室内を冷やすことに専念だ。ところで前の道路をパトカーか救急車がけたたましく走っている。落雷の影響か、全く不明だ。18時50分雷雲は埼玉と東京の県境にいるが、まだ雷鳴が聞こえるので出歩かないほうが無難だ。落雷で死ぬことこそ馬鹿らしい。



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2025/08/27 03:15
そうして買える人はいいですね
こちらでは買えませんよ。
時間と経費を使って買いに行ってます




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