Nicotto Town


彩の松ちゃん


お盆が終わっても何で暑いんだ

原因は台風13号だ。台風13号は、現在ベトナムの近海を陸地へ向かっているが、北緯18度付近にあるので、米国西海岸からハワイを通過してフィリピン海を渡った暖気流を950hPaの強い勢力で引き込んでいる。その湿度の高い暖気流が太平洋高気圧に流れ込み日本列島へ下降気流となって降り注ぐため、ますます気温を高める状況になっている。台風13号が消滅するまで、蒸し暑く気温が高い状況は続く見込みである。なお太平洋高気圧の勢力が強いため、偏西風が北へ押し上げているので、北からの涼しい気流は全く期待できない。今週は、暑さに耐えなければならない厳しい週になるだろう。


昼過ぎは、全国的に雷雲が発生しているようだが、関東だけはまだ雷雲がほとんど見当たらない。北海道の東にある高気圧の乾燥した気流が流れ込んでいるため、雷雲が発生しにくい状況かもしれないが、雨が降らなければなおさら暑いだけだ。

さて全国的に晴れているので、稲刈りが始まったところは多いだろう。今年は、コメの増産を行ったと言ってはいるものの、天候の影響をどれだけ受けているか収穫してみないと分からないところが米作りである。昨年のコメ不足は、備蓄米投入で一時しのぎにはなっただろうが、コメ価格を下げるほどの数量は無いだろうから、新米の価格は業者の集荷競争激化で跳ね上がるのは自然の成り行きである。そのうえネックになるのは、入札で放出したブレンド備蓄米である。単に古米の値段を釣り上げただけの結果になっているから、新米もそれより安く売るわけには行かない。余ったブレンド米在庫を処分するには投げ売りをするか、新米を高い価格に設定するしか方法がない。スーパーが赤字を出してまで商売はしないだろう。

今日は、委託先の代表農家に通常米「彩のきずな」の収穫が出来たか確認したところ、私の予約分は準備できていると言うことで明後日に軽トラで引き取りに行くことにした。値段は農家同士なので安いのは当然なのだが、去年の1.5倍の値段ではあるが、後から高くなっても困るので、すかさず言い値で買い付け成立である。先月は、早場米30kgも買ってあるし、昨年の在庫(鶏のエサ)が十分にあるので、今年もコメ不足の心配は要らない。バックアップとして、ジャガイモと里芋を貯蔵しておくので、緊急対応も可能にしてある。

関東の米の出来具合は、天候や害虫の被害は少ないと考えるので、新米価格が際立って高騰することは無いと思うが、全国的に見ると業者間で取引が激化するかもしれないので、フレンド米が無くなるまでは安くすることは出来ないだろう。我が家も新米と古米の在庫が混在するかたちなので、古米を食べる時はチャーハン、カレーライス、焚き込みご飯などにして食べれば、古米と感じることは無いと考える。やはり新米が美味いに決まっているからである。新米がコメ不足になるか現時点では予想が出来ないが、それゆえ業者は高い値段で買い付けに回るだろうから、後から値上がりする可能性はある。ならば早いうちの値段で新米を確保しておくのが無難だろうと考える。

ところで毎度スーパーの平均販売価格が上がっていると記事にあるが、備蓄米が減少し、新米が増加するのだから販売価格が上がるのは当然のことだが、公表して何の意味があるのだろうか。近所の知人が、一人で安い備蓄米を何袋も買い集めて冷蔵庫に保管していると言っていたが、備蓄米需要も子どもが多い家庭や年金暮らしの人は買っているかもしれないが、いずれ備蓄米は底をつくので血眼になって何年も前の古米を買いたいとは思わない。やはり美味しい新米が手に入る時に買って収穫の秋を満喫したい。


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