共産党の参政党「排除」と選挙妨害の容認
- カテゴリ:ニュース
- 2025/08/24 01:24:20
「極右排外主義が国会で多数を占めぬように」共産・田村委員長、街頭演説への抗議活動容認 (産経ニュース)
https://www.sankei.com/article/20250822-GNMTN6HEMBIX3K7VXZBTHD4B6A/
民主主義の原則に照らせば、共産党は選挙妨害行為を批判すべきです。
街頭での妨害行為の問題点
街頭での妨害行為は、健全な民主主義のプロセスを阻害する以下の問題点を抱えています。
言論の自由の侵害: 騒音や威圧的な行動で相手の演説を聞こえなくすることは、相手の言論の自由を直接的に侵害する行為です。
暴力の容認: 妨害行為がエスカレートすれば、暴力行為に発展する危険性があります。暴力は、いかなる理由であれ、政治的な手段として容認されるべきものではありません。
議論の不在: 街頭での妨害は、建設的な議論を生み出しません。それは、一方的な「排除」の行為であり、異なる意見を持つ者同士が互いを理解し、より良い結論を導き出す民主的なプロセスとは対極にあります。
共産党の姿勢と矛盾
共産党は、綱領で「自由と人権を重んじ、民主主義の発展をはかる」ことを掲げています。その立場からすれば、たとえ自身の主張に反する団体であっても、その政治活動が暴力や妨害によって封じられることには反対すべきです。もし、自党の支持者や関係者が選挙妨害行為に関わっている疑いがあるなら、党としてその行為を明確に否定し、非難する姿勢を示すことが、民主主義政党としての責任と言えるでしょう。
共産党が自らの主張の正当性を訴え、参政党の主張に対抗していくのであれば、あくまで言論によって行うべきであり、選挙妨害という手段を容認することは、自身の掲げる民主主義の理念と矛盾することになります。