Nicotto Town


彩の松ちゃん


奇々怪々な台風12号が最近のモデルか

熱帯低気圧のまま九州に忍び寄ってきて、台風12号となって鹿児島に上陸した台風は、今後の台風の典型的なモデルになるかもしれない。九州南部の海面水温は29度あるが、上空3,000mでは気温10度である。大量の水蒸気が上昇気流に乗って雨雲を発生させ、大量の雨を降らせる構造が出来上がったと考える。台風12号は、鹿児島を通過して四国沖に出るが、海面水温の高い太平洋側を東へ移動する可能性がある。天気予報がどう予想するか分からないが、近畿、東海、関東と気象条件は変わらないので、大雨に警戒が必要だろう。海上の上空は常に上昇気流で気温は高めになっているが、陸地の上空は寒気が流入しているため気温が低いので、熱帯低気圧が陸地に近づくと大雨になる可能性が大きい。夏が終わっても秋から冬にかけても、寒気はますます強まるだけなので、この奇々怪々な台風の傾向は続くかもしれない。すでに上空3000m気温0度の寒気は、北海道北部に到達しているので、熱帯低気圧が近づいてきたら要注意である。関東は、今週末まで台風12号の影響で太平洋高気圧が勢力を強くするので、気温は高く寝苦しい夜が続くと思われる。

今日の偏西風は、北海道付近でやや南下した蛇行になっているので、北日本には寒気が入りやすくなっている。そのためなのか低気圧が北海道付近を頻繁に通過しているが、上空では着々と冬に向かっている気がする。海面水温が高すぎるので、いつまでも暑いと考えがちだが、年内には突然大雪が降ると言った気象条件になる可能性もある。とにかく夏は大雨、冬は大雪と考えていたほうが無難だろう。

 

さてスーパーには、早場米の新米が出回ってきているようであるが、予想どおりの値段に変わりはなさそうだ。肥料代や燃料代の高騰に加えて、渇水や豪雨の影響で不作が出ている地域もあるから、昨年のような値段になることは無い。早場米は、稲刈りが早かったので、天候の影響は比較的少ないと思われるが、これから収穫される通常米に天候の影響がかなり出るとすれば、いっそうの価格上昇が考えられるので、現在の新米がスーパーで好調なのも納得できる。

 

ところでお盆が終わっても一向に涼しくはならず、台風12号が熱帯低気圧に変わっても気温が下がるわけではない。埼玉では、ほとんど雨の降らない日が続くが、毎日体温越えの気温の中で、花畑の水遣りや畑の除草作業ばかり続けていると、毎日が日射病のような状態になるので、2時間ごとに作業を止めて水風呂に入り血液をクールダウンさせている。何も畑作業がない人なら、涼しい冷房の効いた部屋に居れば良いが、生まれた環境がそうは許してくれないので、毎日炎天下での作業をしているが、この暑さはいつまで続くのだろうかと思ってしまうのである。

 

#日記広場:日記





Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.