Nicotto Town


見ると呪われる・・ことはない日記


ペロの大冒険1

ある所に誰もが恐れる最強のヤンキーがいた

 

その名は白鳥龍次

 

 

 夜【ベランダでペロ(白い子犬)とたこ焼きを食っている龍次】

 

龍次「ふぁあ・・ねみぃ。。ん?やけに明るい月だな・・・」

 

 

【途轍もない光に包まれる龍次】

 

 

龍次「うおおおおっ!眩しっ!なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

【異世界:ザノワール帝国の東に位置する魔王城の庭】

 

 

龍次「あ?どこだここ」

 

ペロ「わんっ」

 

龍次「お、ペロもいたのか」

 

ペロ「わんっ」

 

 

【そこへ3人の護衛軍が現れる】

 

 

青の鬼徹「なんだ貴様・・・どこから入った?」

 

赤の鬼徹「人間?それにしても不思議な格好をしている」

 

黒の鬼徹「どうでもいい・・排除する」

 

 

龍次「なーにペチャクチャくっちゃべってんだオラ、ここどこだ?あん?」

 

ペロ「わんっ」

 

青の鬼徹「下賤な下等種族よ・・ここは王の御前・・それ以上の無礼は許さぬぞ!」

 

ザッザッザッ・・・

 

 

魔王「どうしたのだ?なにやら外が騒がしいと思ったら・・」

 

 

【膝をつく3人の護衛】

 

 

龍次「お、また変なのが来やがった」

 

ペロ「わんっ」

 

赤の鬼徹「変なの・・」・・貴様っ!王に向かってなんという無礼をっ!!」

 

 

龍次「あ?知らね~よ、それよりここどこなんだよ!オレは家に帰りてーんだよ!」

 

 

 

魔王「フフフ・・面白い人間だ・・どれ・・最後になにか言い残すことはないか?貴様は我が自ら葬ってやろう・・光栄に思え」

 

 

青の鬼徹「王!そんなゴミなど私達が・・」

 

 

魔王「よいよい、寝る前の軽い運動・・まあ運動にもならんと思うがな」

 

 

シュッ!(一瞬で王の目の前に現れる龍次)

 

 

龍次「さっきからごちゃごちゃうるせーんだよっ!」

 

 

ドゥンっ!!

 

(泡を吹き白目を剝きながら倒れる魔王)

 

青の鬼徹「へ?」

赤の鬼徹「ん?」

黒の鬼徹「(・・?」

 

 

(そこへ魔王のペット黒竜(最上級ランクsss)が飛んでくる)

 

 

ギャオウゥゥゥゥ!!!

 

 

龍次「あ?次はでっけぇトカゲか?」

 

 


ドゥンッ!!(泡を吹き白目を剝きながら倒れる黒竜)

 

 

 

 

青の鬼徹「へ?」

赤の鬼徹「ん?」

黒の鬼徹「(・・?」

 

 

龍次「おい、そこの黒いやつ!その刀貸せ!」

 

黒の鬼徹「え?は、ひゃいっ!」

 

 

龍次「よいしょっ・・と」

 

 

 

 

 

ザクッ!(竜のしっぽを切る龍次)ギャオウゥゥゥゥ!!!

 

 

龍次「運動したら腹減ったからな、この肉もらっていくぞ、行くぞペロ」(明日バーベキューしようぜ)

 

ペロ「わんっ」


【その頃、魔王城の外では勇者達が世紀の決戦に向けて準備していた】

 

 

ゴゴゴゴ・・・

 

 

勇者「え?扉が開いたぞ!オレ達の存在がバレたのか?!どうするっ!?」

 

 

(スタスタと歩いてくる龍次)

 

 

龍次「あん?なんだてめーら・・」

 

 

勇者「ひっ!ま、魔王だーーーー!」

 

 

ボコッ!(泡を吹き白目を剝きながら倒れる勇者)

 

 

龍次「誰がマオーだ!オレは龍次だ馬鹿野郎!」

 

 

ペロ「わんっ」

 

 【異世界にぶっ飛ばされていきなり魔王とドラゴン倒しちゃった最強ヤンキー】

 

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