イナダ
- カテゴリ:グルメ
- 2025/08/20 16:58:49
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こんにちは!九州から東北南部は概ね晴れるが、午後は所々で雷雨になる。
東北北部と北海道は雨。
沖縄は厳しい暑さが続く。
全国的に厳しい暑さが続く。
【イナダ】 鰍 Seriola quinqueradiata
Japanese amberjack
*「イナダ」は漢字で書きますと「鰍」や「鰆」ではなく、
「正しくは「稲田」とは書きません。
イナダは魚の名前で、正式には「鰍」ではなく、
「鰤(ぶり)」の若魚を指す呼び名です。
その為、イナダ自体には一般的な漢字表記は無く、
カタカナ表記が主流です
☆スズキ目アジ科に属する、ブリの若魚の名前です。
<概要>
〇イナダ
イナダは出世魚の「ブリ」と同じ魚です。
@イナダは出世魚「ブリ」の幼魚
イナダは出世魚であるブリの幼魚で、主に関東地方で呼ばれる名前です。
ブリは成長をするごとに名前が変わっていきます。
・モジャコ:稚魚
・ワカシ :35cm以下、1キロ未満
・イナダ :35~60cm、1キロ以上
・ワラサ :60~80cm、10キロ未満
・ブリ :80cm以上、10キロ以上
モジャコからブリまで成長に合わせて何度も名前が変わるのが分かりますが、
イナダは比較的小さい段階の魚です。
イナダは丸身のままで店頭に並べられることもありますが、
35cm以上であればサイズ的にも自宅でさばいて食せる大きさです。
ブリの名前がなぜこんなにも変わるかといいますと、
ブリは幼魚の頃は脂がのっておらず、
サッパリとした味わいの為、成長ごとに味が大きくことなります。
客や競りでの混乱やトラブルを避ける為に、
敢(あ)えて成長ごとに名前を変えて、
トラブルを回避したのが始まりとされています。
@イナダの値段相場(2023年)
出世魚であるブリの名称は、地域により様々な呼び名があります。
★関東での呼び名
ワカシ → イナダ → ワラサ → ブリ
☆関西での呼び名
ワカナ → ツバス → ハマチ → メジロ → ブリ
又、天然のものをイナダ、養殖物をハマチと呼ぶこともあり、
イナダには多くの名前があります。
旬の時期のイナダは栄養価も高く、
淡白な味わいで和食には欠かせない食材であります。
★イナダの栄養価
イナダは栄養価の高い魚でもありまして、
健康効果が期待出来る食品としても注目されています。
タンパク質やオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)を豊富に含みまして、
日々の食卓に取り入れることで、
味覚だけではなく、身体にも嬉しい効果を齎(もたら)してくれます。
□主要な栄養成分と特徴
◆高品質のタンパク質
・イナダは、体を構成する基本成分である、
良質なたんぱく質を豊富に含んでいます。
・筋肉の修復、成長、皮膚や髪の健康維持に役立ちまして、
日々の活力をサポートします。
◇DHA(ドコサヘキサエン酸)
・脳や神経の動きを活性化するオメガ3脂肪酸の一種です。
・記憶力や集中力を高めるとされまして、認知機能の維持にも効果的です。
◆EPA(エイコサペンタエン酸)
・血液をサラサラにする働きがありまして、
動脈硬化や心血管疾患の予防に貢献します。
・炎症を抑える効果も期待されています。
◇ビタミンD
・骨の健康に欠かせない栄養素で、カルシウムの吸収を助けます。
・免疫力にも役立ちまして、風邪や感染症の予防に期待出来ます。
◆ビタミンB群
・ビタミンB1、B2、ナイアシン等のビタミンB群が含まれまして、
エネルギー代謝をサポートします。
・疲労回復効果がありまして、活力を維持するのに最適です。
◇セレン
・強力な抗酸化作用を持つミネラルで、
細胞の老化を防ぎまして、美肌やアンチエイジングに効果的です。
◆鉄分
・血液中のヘモグロビン生成を助けまして、貧血予防に役立ちます。
特に女性や成長期の子供に嬉しい成分です。
◇低カロリー・低脂肪
・ブリに比べて脂肪分が控え目で、サッパリとした味わいがあります。
ダイエット中でも気軽に取り入れやすい食材です。
■イナダ100gあたりの主な栄養成分量(目安)
・エネルギー:120~130kcal
・タンパク質:20~22g
・脂質 :5~6g
・DHA :800~1200mg
・EPA :300~500mg
・ビタミンD:4~6μg
☆イナダのスーパーでの値段
ブリの幼魚であるイナダは体長が50cm前後と比較的小さい為、
スーパーでは丸ごと一尾で販売されていることも多いようです。
イナダは丸ごと一尾で500円前後の値段で購入することが出来まして、
多くの調理法がある為、コスパの高い魚といえます。
★イナダのネット通販での値段
ネット通販では時期や産地により違いがありますが、
イナダは1キロあたり200~1000円程の値段で販売されています。
☆イナダの豊洲市場での価格
豊洲市場におけるイナダの平均卸売価格は、
2022年12月が1キロあたり483円で、
2021年は1キロあたり299円でした。
平均卸売価格は15カ月連続で前年の同じ月を上回っていまして、
高値傾向が続いています。
スーパーやネット通販、豊洲市場での値段を比較しますと、
天然物であるイナダは安く販売されていることが分かりますが、
養殖物のハマチは逆に高値傾向にあります。
近年の物価高騰や円安により、又、餌代や輸送コストが上がった影響で、
養殖に掛かる費用が上昇していることが主な要因と考えられます。
同じ種類の魚でも、イナダとハマチには値段に大きな違いがあります。
問題 イナダの産地についてですが、
次の文章の〇〇に入る都道府県名を教えてください。
イナダは北海道南部から九州地方まで広く生息していまして、
全国的に漁獲されています。
特に漁獲量が多いのは〇〇県で、
東京都中央卸売市場の「市場統計情報」によりますと、
2020年の〇〇県産の取引量は1266トンでした。
又、〇〇県以外では・・・
・宮城県産:約548トン
・北海道産:約355トン
このようにな結果になっています。
1、茨城
2、千葉
3、青森
ヒント・・・〇〇〇県のイナダの産地
〇〇県のイナダの産地は、主に以下の地域に集中しています。
これらの地域は、イナダの生産において、
重要な役割を果たしています。
@いすみ市岬町江場土
夷隅川の河口に位置しまして、
イナダの釣り場として知られています。
@勝浦市興津
興津港がイナダの釣り場として有名です。
@銚子市黒生町
銚子港の南隣に位置しまして、
イナダの釣り場として知られています。
お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る都道府県名をよろしくお願いします。