スルメイカ
- カテゴリ:グルメ
- 2025/08/16 15:44:46
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こんにちは!高気圧の追われて全国的に晴れ、広く猛暑日となる。
東海や関東甲信は大気の状態が不安定で、午後は局地的に激しい雷雨。
沖縄は曇りで、夜は晴れのち雨。
【スルメイカ】 鯣烏賊 Todarodes pacificus Steenstrup,1880
Japanese flying squid
Japanese common squid
Pacific flying squid
☆ツツイカ目アカイカ科スルメイカ亜科のスルメイカ属に分類される、
イカ(十腕形類)の一種です。
<概要>
〇スルメイカ
イカには非常に多くの種類があり、日本近海でも80種類以上が生息しています。
大きく分けますと、スルメイカ等、甲が無く細長いペン状の「ツツイカ類」と、
カミナリイカ等、甲がある「コウイカ類」の仲間に分けられます。
日本近海で最も多く漁獲されているイカはこのスルメイカです。
日本全国各地で漁獲され、非常に身近なイカということもあり、
地方によってマイカの他、マツイカ、バライカ等、様々な呼び名があります。
スルメイカは昔から親しまれてきた食材の一つで、
刺身等、生食の他、煮て良し、焼いて良し、
そして、揚げても良し、さらには干物にしてすこぶる良しと、
手頃な価格で購入出来る海産物として、庶民生活には欠かせない存在です。
@全国で流通するイカの一部
★ケンサキイカ(別名:アカイカ)
□特徴
スリムで流線型の体をしていて、透明感のある赤みを帯びた身をしています。
■味わい
甘味と旨味が極めて強く、ねっとりとした高級食感です。
□旬
夏から秋で地域によって異なります。
■用途
・刺身
・寿司
・イカそうめん
□主な産地
山陰から九州、和歌山、長崎です。
■備考
寿司職人が「一番うまい」と口を揃える等高級イカです。
☆アオリイカ
□特徴
胴が大きく、鰭が胴全体を覆い、透き通った白い身をしています。
■味わい
上品な甘味と軟らかさがあり、コリコリとした心地良い歯応えがあります。
□旬
春と秋の2回です。
■用途
・刺身 ・寿司
・天ぷら ・炙り
□主な産地
和歌山、鹿児島、三重、愛媛、九州沿岸です。
■備考
「イカの王様」とも呼ばれる程人気があり、釣り人にも大人気です。
☆モンゴウイカ(カミナリイカ)
■特徴
胴が丸く手大きくて重く、鰭は楕円形をしています。
□味わい
厚みがあり、加熱しても硬くなりにくいです。
■旬
冬から春です。
□用途
・炒め物 ・揚げ物
・天ぷら ・中華料理
■主な産地
瀬戸内海、九州、和歌山、静岡です。
□備考
中国料理で良く使用され、加熱向きの万能イカです。
★ヤリイカ(ササイカ)
□特徴
細長くスリムな体をしていて、触腕は長く、槍のようです。
■味わい
淡白ながら甘味があり、やや硬めです。
□旬
冬から春です。
■用途
・刺身
・煮付け
・酢味噌和え
□主な産地
福井、新潟、青森、山陰、北海道です。
■備考
上品な味わいで、和食店で重宝され、塩辛でも人気があります。
☆コウイカ(シリヤケイカ含む)
■特徴
ずんぐりした体で墨袋が大きく、体色は褐色をしています。
□味わい
やや弾力のある厚い身で、甘味は控え目です。
■旬
春から初夏です。
□用途
・炒め物
・姿焼き
・天ぷら
■主な産地
関東以南、九州、瀬戸内海です。
□備考
墨の量が多く、イカ墨パスタに最適で、海外輸出用にも人気があります。
★アカイカ(正式名:ムラサキイカ・ソデイカ)
□特徴
大型の赤茶色のイカで、全長50cm以上にもなります。
■味わい
身はやや水っぽいですが、火を通しますと旨味が増します。
□旬
冷凍が主流で年中です。
■用途
・イカ焼き ・唐揚げ
・冷凍食品 ・回転寿司
□主な産地
輸入物はベトナムや台湾で、日本では日本海沖の長崎等です。
■備考
業務用として大量に流通していまして、イカリングや総菜に使用されます。
☆ホタルイカ(富山湾の春の風物詩)
■特徴
小型で丸みを帯びた体をしていまして、夜光に放つ発光器があります。
□味わい
濃厚な内臓の旨味が特徴で、独特の風味があります。
■旬
3月から5月です。
□用途
・ボイル
・酢味噌
・沖漬け
■主な産地
富山湾や山陰地方です。
□備考
内臓を丸ごと食す珍しいイカで、酒の肴に抜群です。
★ヒイカ(ジンドウイカ)
□特徴
胴長10cm以下の極小イカで、体表はピンク色のような色をしています。
■味わい
小さいながら甘味が強く、柔らかいです。
□旬
秋から冬です。
■用途
・煮付け
・天ぷら
・焚き込みご飯
□主な産地
東京湾、瀬戸内、九州沿岸です。
■備考
小イカの代表格で、家庭料理でも人気があります。
☆アンボイナイカ(ヤツデイカ)
■特徴
細長くて足が太く、深海系であまり見かけません。
□味わい
珍味として扱われますが、一般流通は少ないです。
■旬
深海性で、不明です。
□用途
・練り物
・加工品
■主な産地
一部日本海側の深海で、海外からの冷凍輸入物が多いです。
□備考
名前は知られていませんが、練り物の原料として使用されることが多いです。
@生態
★分布
東シナ海からオホーツク海まで、主に日本列島の周囲を中心に分布し、
海流に乗って回遊することで知られています。
☆寿命
約1年で、雄より雌の方が大きくなり、
外套長(がいとうちょう)(筒状の部分の長さ)は、
約30cmの大きさまで成長します。
問題 日本の沿岸を回遊するスルメイカには、
大きく分けて以下の3つのグループがあるとされていますが、
次の文章の???に入る海域名を教えてください。
〇秋期発生系群
???北部から日本海南西部で9~11月に発生しまして、
主に日本海で成長し、夏から秋にかけて漁獲対象になります。
〇冬期発生系群
???辺りから九州北部で12~3月に発生しまして、
黒潮に乗って太平洋側をオホーツク辺りまで北上し、
南下を始め、一部はそのまま太平洋を南下し、
多くは津軽を通り、日本海側を???に向けて下ります。
〇夏期発生系群
主に日本海本州沿岸から九州沿岸、伊豆諸島周辺等で、
4~8月に発生し、成長する時期が冬の為小ぶりで、
秋や冬期の系群に比べると、その数はかなり少ないです。
1、南シナ海
2、東南シナ海
3、東シナ海
ヒント・・・〇???
太平洋西部の海で、
九州及び南西諸島とユーラシア大陸に挟まれています。
お分かりの方は数字もしくは???に入る海域名をよろしくお願いします。