Nicotto Town



否定の仕方も人それぞれ

母と祖母は私のことをよく褒めた

でもそれは私にとっては否定の言葉と同じだった

自分の至らなさを責めて責めてその思いに浸る時、真実を見つめる自分のことが私は好きだった

苦しくても、それを認めて努力しようとする自分のことが私は好きだった

彼女たちの考え無しな言葉の数々は、私にとっての裏切りそのものだった

私をよく知りもしない癖に、知ったような口をきかないで欲しかった

赤ん坊の頃から育ててくれていたとはいえ、彼女たちは現状の私の気持ちをも全て知っている気になって好き放題身勝手なことを言った

私のことを大切だと言いながら、大切にしているのは上っ面だけで、私の心を知ろうともしなかった

信頼は音を立てて崩れて言った

その音が聞こえない方がおかしいのだ

私の耳は間違っていない

#日記広場:人生




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