Nicotto Town


彩の松ちゃん


地元の田んぼで早場米の収穫が始まった

昨日何気なく田んぼを見に行ったら、田んぼ15枚ほどが稲刈りが終わっていた。早速電話して購入予約をしておかないと、集荷業者に買い占められてしまうかもしれないので、今日は確認しておこう。集荷業者が買い付けに来ると値段を釣り上げられる可能性も無くはないから、昨年は高い米を買う羽目になったので、今日は先手必勝となるか。

 

そろそろ安い備蓄米も飽きるだろうし販売店も少なくなるだろうから、多少高くとも美味い新米を食べたいという人は多くなると予想する。そもそもコメ不足は解消されたのだろうか、たとえコメがあっても高ければ売れない状態が続くだろうが、これはコメ不足なのか在庫過剰なのかどう考えれば良いのだろうか。安い備蓄米で一時的にコメの供給が出来ただろうが、今後の需要が全く読めなくなってはいないか。仮にインバウンド需要の増加と決めつけてコメの増産体制に切り替えたところで、タイミングとしては来年の収穫に結果が出るが、インバウンド需要って来年も増え続けると誰が言っているのだろうか。自分の推測では、万博の影響が大きいと考えるので、来年は万博需要は無いからインバウンド需要は減少するだろうと考える。とりあえず今年の10月までは、新米価格は高いはずだ。

ところで安い備蓄米の業者からのキャンセルがあるようだが、この夏場の時期に物流業の忙しさを考えれば8月に配送して売り切ることなど不可能だ。まして早場米が出始めているのに安い備蓄米で新米価格を押し下げたくは無いのが本音である。備蓄米を投げ売り値段で販売するのは勝手だが、結局のところ備蓄米で銘柄米新米価格を下げれば反発を買うのがオチである。備蓄米は、コメ不足のつなぎ供給だったと思えば良いのではないか。問題は、次期コメ不足のときはどうするんだろうか、輸入米しかないだろうなぁ。

 

さて今後はコメ農家に増産をしろと言ってくるんだろうが、減反で休耕田になっている田んぼは簡単に再生できない。それから兼業農家の子どもはほとんど会社員などになっていて、後を継ぐ予定は無いだろうから、現役の高齢者農家は自然に廃業していく。特に山間部では若者じたいが住んでいないので、後継者はいないに等しいだろう。将来的に農業者人口は減少する運命であるから、増産体制を作ると言っても難しい話である。対策として大規模化、大型機械化、スマート農業化などと、農業をしたこともない人に言われても簡単に移行できるものではない。

 

そのうえ今年は、新潟や北海道まで高温気象が続く状況に変わってしまって、毎年安定した収量が見込めるかも不透明になった。昔だったら稲刈りは9月や10月のところもあったと思うが、気温40度越えの時期前に稲刈りをしないと高温障害は避けられないだろうから、コメはすべて早場米に移行していくのではないかと推測する。コメは冷たい水で育てるほど美味しいと聞いたことがあるが、気温40度超が当たり前になったらまず不可能だ。

 

さて今日は、渇水深刻化の北日本に恵みの雨が降ってくる見込みだ。出穂期の水不足は致命傷なので命拾いしたという状況だが、ただ毎年、こんな状況になるなら、コメ不足の懸念は将来ずっと続くことである。

 

今朝の夜明けのときの気温は 28度になっている、先日は24度まで下がっていたが、今日もすぐに30度を超えぐんぐん気温が上昇する1日となることは明らかだ。すぐにマスコミやニュースは、冷房を入れて熱中症にならないように涼しくしろと言うが、高齢者は電気代の節約もあるが、自分の親もそうであったが体が冷えて体のあちこちが痛くなるから、クーラーがあったにもかかわらずスイッチを入れさせてくれなかった。クーラーのスイッチを入れたのは、年に2~3回程度くらいのものである。そもそもクーラーのリモコンを持ったことも無かった。だから高齢者を一人放置しておくことは危険である、子どもが責任を持つべきである。

 

今朝は、朝飯前に畑の野菜に水遣りをやって来る。トマトは完全に花が咲かないし、ピーマンは辛うじて実はつくが半分以下の大きさだ。ナスは水分不足で艶が無くなっている、丸オクラは木がいじけて脇枝ばかり伸びて花が咲かない。他にニラやミョウガの食材はあるのでおかずに困ることは無いが、夏野菜の出来が悪いのは暑さのせいで水不足であることに、米作りと変わらないので、価格高騰の懸念がある。

 

昼頃になってパラパラと雨が降ったので夕立が来るかなと思ったら、一瞬で雨はピタッとやんでしまった。結局また糞暑い天候に戻ってしまったので、水風呂に入ったら水がお湯になっていて熱いので、水シャワーで体を冷やして熱中症対策を行っている。エアコンなど使う暇もないのでもともと設置していないけれど、体を冷やしていれば熱中症になることは無いので、工夫することである。

 

会社員時代は、通信機器の保守作業をしていたので、室温20度くらいの部屋に1日勤務していたから暑さは感じなかったが、現役引退後の今はこの暑さの中をどう生きるか、ますます高齢者にとって厳しい未来になりそうだ。欧州では、トルコで気温50越えもあった時代だから、日本の気温もまだまだ上昇するのだろうと考えるしかないのである。

 

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