Nicotto Town



猫のいない部屋

猫の一生は、思っているよりずっと短い。
僕たちが季節をひとめぐりするあいだに、
彼らは生まれて、眠って、静かに去ってしまう。

窓辺の光の中に、
今も彼の背中の形だけが残っている気がする。
風がカーテンを揺らすと、
そこに小さな影が戻ってくるように見えるんだ。

死んだという事実は、
ただ静かにそこにある。
大声を出しても変わらないし、
沈黙していても変わらない。

僕は今日もコーヒーを淹れる。
湯気の向こうに、
君が欠伸をする幻が見える。
ほんの一瞬、胸がきゅっと痛む。

でもそれもすぐに消えて、
いつもの朝が、また始まる。

 

           「\      「ヽ
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#日記広場:日記

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2025/08/03 18:45
> りりさん
ほんとうにそう思います^^
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2025/08/03 18:40
短い分、大切にしてあげたいなって思っています。
幻を思い浮かべたりするほど愛おしい存在になっていたのでしょう。
寂しいけど、思い出してあげると喜んでいるかも^^
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2025/08/03 10:57
> らいなさん
理解できますよ
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2025/08/03 08:57
そうです
お葬式とかで流れてたりします…
あと2月だったので、徳永英明さんのオリオンの炎(たぶん)の『かれるほど涙して、どうにもならない今を悔んでも…』のフレーズもリフレインしちゃいます…
今の猫がいるのにね…
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2025/08/02 21:11
> らいなさん
スターダスト☆レビュー?
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2025/08/02 20:49
今の子が来ても、なかなか受け入れられないものです…
今でも名前を口にしちゃうし、比べちゃうこともある
スタレビの木蓮の涙の『逢いたくて逢いたくて~』『いつまでもいつまでもそばにいるって~』
いなくなっってしまった2月になると、この部分だけ繰り返し口にしてたりします
あぁ~もう一度でいいから逢いたいなぁ~



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