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伏見甘長とうがらし

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おみくじ

こんにちは!高気圧に覆われ、九州から関東、東北は晴れる所が多い。

午後は山沿いで急な雨や雷雨に注意。
北海道は曇りや雨。
沖縄は曇りで、夜は雨のち曇り。

【伏見甘長とうがらし】 ふしみあまながとうがらし

              Capsicum annuum var.longum

              Fushimi Sweet Long Pepper

              Fushimi Mild Chili Pepper

☆伏見甘長とうがらしは、ナス科トウガラシ属の一年草です。

<概要>

〇伏見甘長とうがらし

伏見甘長とうがらしは、
江戸時代から京都の伏見区で栽培されてきた甘唐辛子の一種で、
京の伝統野菜の一つとして扱われています。

@京の伝統野菜

 京都では1200年の永きにわたって町衆は勿論のこと、
 宮中や社寺の需要に応えて野菜作りが発展し、
 数多くの名品を育んできましたが、
 社会の移り変わりとともの、衰退や絶滅の危機にさらされるものもあります。

 京の伝統野菜は京都市民の食文化の象徴であり、貴重な遺伝資源でもあります。
 
 ★遺伝資源 germplasm

  遺伝資源は医薬品や食品の開発、農作物の品種改良等に利用されています。
  
  例えば、インスリンという糖尿病の治療薬は、
  遺伝子組み換え技術によって作られたものです。
  
  又、遺伝子組み換え作物は害虫や病気に対する耐性が高く、
  収量も多い為、農業生産性を向上させる為に利用されています。

  □遺伝資源
  
  遺伝資源とは、人間にとっての遺伝子の潜在的な有用性に着目して、
  用いられる環境用語のことです。

  遺伝子資源は、Gene Resouceと表記されることもあります。

  遺伝資源は生物由来の物質又は情報で、
  その生物の遺伝子に由来します。

  ・遺伝的多様性の維持          ・農業

  ・医療                 ・産業

  ・環境保全

  これら等、様々な分野で利用されます。

  遺伝資源には・・・

  ・植物                 ・動物

  ・微生物                ・遺伝子

  ・遺伝情報               ・DNA

  ・RNA等の核酸

  これら等も含まれています。

  ◆RNA等の核酸

   RNAはリボ核酸(RNA)とデオキシリボ核酸(DNA)の総称であり、
   生物の遺伝情報を担う重要な高分子有機化合物です。

   RNAはDNAの遺伝情報に基づいてタンパク質合成に関与し、
   遺伝子の働きをコントロールする役割を持ちます。

   RNAの構造はDNAと似ていますが、
   糖がリボースであり、塩基のチミン(t)が、
   ウラシル(U)に置き換わっています。

   RNAは遺伝情報の発現を仲介する等、様々な役割を持つ核酸で、
   mRNA、rRNA、tRNA等、様々な種類があります。

  遺伝資源は生物の生存と繁栄や生態系の安定性、
  そして、人間の生活に不可欠なものです。

  農業では作物の収量や病害虫耐性、生育適応性等を向上させる為に、
  遺伝資源が利用されています。

  医療では遺伝資源から医薬品や治療法の開発が行われています。

  産業では生物由来の素材や原材料として、遺伝資源が利用されています。

  環境保全では生物の多様性を保全する為に、遺伝資源が利用されています。

  □遺伝資源の重要性

  遺伝資源は農作物や家畜、魚介類等の生物の遺伝子特徴や性質のことです。

  遺伝資源には病気や害虫の耐性や収量の多さ、
  成長の早さ等、様々な有用な形質が含まれています。

  又、遺伝資源は新薬やワクチン、バイオ燃料等、
  様々な製品の開発にも役立っています。

  このように遺伝資源は人類の食糧や健康、産業に欠かせない重要な資源です。

  しかし、近年は開発や環境破壊等により、
  遺伝資源は急速に失われつつあります。

  遺伝資源の重要性を認識して、
  遺伝資源の保全と利用を推進することが急務となっています。

 ★京の伝統野菜の定義(昭和63年3月京都府農林水産部)

  (1)明治以前に導入されたもの
  (2)京都府内全域が対象
  (3)たけのこを含む
  (4)キノコ・シダを除く
  (5)栽培または保存されているもの及び絶滅した品種を含む。

  □京の伝統野菜

  ・辛味だいこん          ・青味だいこん
  
  ・茎だいこん           ・聖護院だいこん

  ・松ヶ崎浮菜かぶ         ・うぐいす菜

  ・すぐき菜            ・聖護院かぶ
 
  ・みず菜             ・壬生菜

  ・畑菜              ・もぎなす

  ・山科なす            ・賀茂なす

  ・鹿ヶ谷かぼちゃ         ・田中とうがらし

  ・桂うり             ・えびいも

  ・堀川ごぼう           ・柊野ささげ

  ・京うど             ・京みょうが

  ・九条ねぎ            ・京せり

  ・くわい             ・京たけのこ

  ・伏見とうがらし         ・桃山だいこん
  
  ・鷹峯とうがらし

伏見甘長とうがらしは、辛味が無い唐辛子ですので、
別名「伏見甘(ふしみあま)」とも呼ばれてきた、
独特な風味と甘さを持っています。

かつては伏見地区で作られていましたので、
その地区名をとって「伏見甘長とうがらし」と呼ばれるようになりましたが、
現在では丹波地区で沢山作られるようになりました。

京都では実だけではなく、葉の部分も「きごしょう」と呼び、
ジャコ等と煮物にしたり、甘辛く佃煮等にして、
おばんざいの一品として食す風習があります。

@甘長ピーマン

 甘長とうがらしには幾つかの品種がありますが、
 京都の伏見とうがらしの系統のものも業者から販売されています。

 又、万願寺とうがらしの系統も開発されまして、
 各地で販売されるようになりました。

 いずれも甘長とうがらしとして店頭に並んでいます。

 こういった各地で作られているものは「伏見とうがらし」という名称ではなく、
 単に「甘長とうがらし」という名称や、
 その地方名を付けた名称等で流通しています。

 岐阜県JAにしみのさんの管内で作られた伏見甘長とうがらしは、
 「甘長ピーマン」という商品名で出荷されています。

問題 伏見甘長とうがらしに含まれる主な有用成分と効用についてですが、
   次の文章の???に入る栄養素名を教えてください。

   伏見甘長とうがらしにはビタミンCやβ-カロテン、
   そして、???が含まれています。

1、ビタミンA

2、亜鉛

3、ビタミンE

ヒント・・・〇???

      獅子唐(ししとう)等の甘長とうがらしには、
      β-カロテンと並び、強い抗酸化作用をもつ、
      ???が沢山含まれています。

      細胞の老化や動脈硬化の予防、溶結性貧血の予防、
      肌のしわやシミの予防等の効果はこの抗酸化作用によるものです。

      *溶結性・・・赤血球が破壊される現象

お分かりの方は数字もしくは???に入る栄養素名をよろしくお願いします。






 

 

  


 

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