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ハヤチネウスユキソウ

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おみくじ

こんにちは!高気圧に覆われ、全国的に晴れる。

気温は平年より5℃以上高く、内陸部で猛暑日となる。
東日本では午後、雷雨に注意。
沖縄は雨で、夜は曇り。

【ハヤチネウスユキソウ】 早池峰薄雪草 Leontopodium hayachinense

                    *英語名はありません

☆キク科ウスユキソウ属の多年草です。

<概要>

〇ハヤチネウスユキソウ

@別種

 北海道の大平山(おおびらやま)と崕山(きりぎしやま)に特産する、
 オオヒラウスユキソウは、本種の変種とされたことがありましたが、
 独立した別種とされています。

 ★大平山
 
  住所  :北海道島牧(しままき)郡島牧村

  アクセス:寿都(すっつ)ターミナルからニセコバス島牧線に乗車し、
       賀老通りで下車します。

       平日・土日3本、日曜祝日は島牧村が代替バスを4本運行します。

       *札幌から寿都へは高速いわない号を利用し、
        岩内で下車後、寿都行きに乗り換え


  登頂時間:登りが約4時間で、下りが約3時間です。

  登山時期:6月中旬から10月下旬です。

  北海道百名山 標高1191m固有種と高山植物の宝庫!大平山!

  □河鹿(かじか)トンネルを抜けた先にある登山口

  島牧村市街地から道道836号線を南下しまして、
  河鹿トンネルを抜けた先に登山口があります。

  この道道本来は、瀬棚郡今金町(せたなぐんいまかねちょう)まで、
  つなげる予定でしたが、現在はこの辺りで途切れています。

  河鹿トンネルはかなり立派ですが、
  ほぼ大平山登山の為にあるだけのようなトンネルです。

  ■登山工程の殆(ほとん)どが藪漕(やぶこ)ぎ

  標高1200m以下で頂上まで4kmと比較的短い山ですが、
  工程の8割は藪漕ぎ&急斜面の山と、とにかくワイルドな山道です。
 
  大平山には大平山にしか咲かない固有種が沢山ありまして、
  学術的にも貴重な山ですので、沢山人が来ないように、
  登山道があまり整備されていない、選ばれた人にしか登れない山です。

  □貴重な蝸牛(かたつむり)も生息

  高山植物ばかりが注目されがちですが、
  大平山にしか生息しないカドバリヒメマイマイという、
  珍しい蝸牛が生息しています。

  カドバリヒメマイマイは、薄く平べったい殻が特徴の蝸牛です。

  ■森を抜けても藪漕ぎが続く

  序盤は森の中ですが、しばらくすると森林を抜け、空が見えてきます。
  ただ空が見えていても、藪はひたすら続きます。

  薄っすら掻き分けてある踏み跡とピンクテープとロープが頼りですが、
  雨上がりや夜露に濡れた早朝等の登山は注意が必要です。

  空が見えてくると、最初のピークに到着です。

  藪は続きますが、腰の辺りまでになりますので、
  周りの景色が見えるようになってきます。

  虫が非常に多いですので、
  虫除けスプレーと肌を露出しない服装がおすすめです。

  □見えているのは山頂ではない

  この先のルートが見えてきますが、
  見えている先端が山頂のように見えますが、
  山頂はここのさらに奥で、この時点で3分の1の工程です。

  ■途中から岩場が出てくる

  次のピークへは岩場が出てきます。

  この辺りが大平山登山で唯一藪が少ない所ですが、
  岩場が多い為、それ程歩きやすくありません。

  ただ岩場には高山植物が咲いていますので、
  大平山の貴重な植物は、この辺りに沢山咲いています。

  □大平山でしか見られない貴重な植物

  オオヒラタンポポ、オオヒラウスユキソウ等、
  オオヒラと名前が付く、高山植物を沢山見ることが出来ます。

  中でも人気なのがオオヒラウスユキソウです。

  礼文島(れぶんとう)等では7月が見頃ですが、
  大平山のウスユキソウは、7月下旬から8月上旬が見頃です。

  ■岩場の辺りは高山植物の宝庫

  イブキトラノオも沢山咲いていまして、
  礼文島の桃岩(ももいわ)フラワーロードを歩いているような感じです。

  景色もこの辺りが一番良く、
  花と景色だけが目当てであれば、ここで折り返しても十分です。

  □お花畑の先、山頂までは悪路が続く

  一つ目の山を越えた先が大平山の山頂です。

  ここまでも藪が育ち、決して歩きやすい道ではありませんでしたが、
  この先は藪が酷くなり、迷路のようになっています。

  ■苦労して到着する、大平山山頂

  目線の高さまで広がる笹薮ですが、
  足元も笹の根っこでゴツゴツして歩きにくいです。
  
  ピンクテープとロープだけが頼りで、迷いやすい所です。

  特に下りは道を見失いやすく、滑りやすいですので注意が必要です。

  藪道を苦労して、4時間程かけて登る大平山は、
  山頂には藪が多く、景色もそれ程良くありません。

 ☆崕山

  北海道の芦別(あしべつ)市にある、標高1066mの山です。

  北海道百名山及び北海道の百名山に選定されていまs。

  夕張山地の中央部にある主稜線上に、
  中天狗(なかてんぐ)から西に延びる支稜線上に位置する山で、
  「切り立った崖」という言葉を表す「崕」が入った山名の通り、
  山頂から南にかけて延びて「永禄峰」「矢柱峰」「聳(しゅう)岩峰」等、
  岩峰が連なる石灰岩の岩稜が特徴的な上、
  固有種であるキリギリソウを始めとする高山植物等、
  多くの希少な植物が自生することから、
  山奥にありながらも、人々を惹きつけています。

@特徴

 ウスユキソウ属では大型で、
 茎の高さは約10~30cmになり、分枝しないで、白い綿毛があります。

 根出葉は線状倒披針形で長さが3~8cmになり、両面に白毛があります。

 茎に付く葉は7~10個が互生(ごせい)しまして、
 線状披針形で先端が尖り、長さが3~5cm、幅が4~6mmになり、
 基部は細くなり、茎を抱きます。

 表面の綿毛は少なく、緑色です。
 又、裏面は灰白色の綿毛が密生しています。

 花期は7~8月で、頭花は4~8個ありまして、
 総苞(そうほう)は径7~9mmです。

 頭花の縁に星状に付く苞葉は5~15個ありまして、
 径~6cmになり、灰白色の綿毛が密生し、先端は尖っています。

問題 ハヤチネウスユキソウの分布と生育環境についてですが、
   ハヤチネウスユキソウはある県の早池峰山(はやちねさん)特産で、
   山頂部の蛇紋岩(じゃもんがん)地の礫地(れきち)に生えています。

   ハヤチネウスユキソウが生息する早池峰山がある、
   ある県名を教えてください。

1、青森県

2、秋田県

3、岩手県

ヒント・・・〇早池峰山

      ある県にある、標高1917mの山です。

      一等三角点の標高は、1913、61mです。

      早池峰山は、北上山地の最高峰で・・・

      ・日本百名山          ・新日本百名山

      ・花の百名山          ・新・花の百名山

      ・一等三角点百名山

      これらに選定されています。

      @遠野三山

       六角牛山、石上山とともに、「遠野三山」と呼ばれています。
  
       山頂は宮古市、遠野市、花巻市の3つの市の境界となっています。

お分かりの方は数字もしくは早池峰山がある、ある県名をよろしくお願いします。





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