土用の丑
- カテゴリ:美容/健康
- 2025/07/19 16:47:42
ニコットおみくじ(2025-07-19の運勢)

こんにちは!九州と四国は太平洋側を中心に雨。
本州は広く晴れるが、午後は山沿いで雨。
北海道は断続的に雷雨。
沖縄は曇りのち晴れ。
厳しい暑さが続く。
【土用の丑】 どようのうし
☆土用の丑の日は季節の変わり目に特別な日とされる日で、
鰻(うなぎ)を食す風習があります。
<概要>
〇土用の丑
土用の丑の日とは、
季節の変わり目である「土用」の期間中に訪れる「丑の日」のことを指します。
特に夏の土用の丑の日には、鰻を食す風習が日本で広く根付いています。
これは暑さに負けないよう、滋養のある食べ物を摂るという風習に由来します。
@土用
土用とは、季節の変わり目にあたる約18日間の期間を指します。
★五行(ごぎょう)思想
中国から伝わった「五行思想」という自然のルールでは、
全てのものは「木・火・土・金・水)の5つの力で出来ていると考えます。
□土は季節と季節をつなぐ役目を持っている
・春が終わり、夏が始まる前の18日間(立夏の前)
・夏が終わり、秋が始まる前の18日間(立秋の前)
・秋が終わり、冬が始まる前の18日間(立冬の前)
・冬が終わり、春が始まる前の18日間(立春の前)
このように季節が切り替わる前の18日間を「土用」と呼びます。
立春 木 春土用18日間
秋土用18日間 (春) 立夏
水 土 火
(冬) (夏)
立冬 金 夏土用18日間
秋土用18日間 (秋) 立秋
土曜は1年に4回ありますが、特に注目されるのは夏の土用です。
この時期は体調を崩しやすい為、
昔から健康に気をつける風習が多く残されています。
◆その土地ならではの食文化や暮らしの知恵
△蜆(しじみ)汁を飲む地域
島根県等の一部の地域では、
土用の丑の日に「蜆汁」をいただく風習があります。
▼蜆
ミネラルを含む食材として知られていて、
夏の暑さで失われやすい栄養を補うという、
意味合いが込められています。
『貝類最強!蜆の栄養』
・11種類のビタミン
・9種類のミネラル
・19種類のアミノ酸
●11種類のビタミン
・ビタミンA ・ビタミンD
・ビタミンE ・ビタミンK
・ビタミンB1 ・ビタミンB2
・ナイアシン ・ビタミンB6
・ビタミンB12 ・葉酸
・パントテン酸 ・ビタミンC
●9種類のミネラル
・ナトリウム ・カリウム
・カルシウム ・マグネシウム
・リン ・鉄
・亜鉛 ・銅
・マンガン
●19種類のアミノ酸
蜆には19種類のアミノ酸が含まれています。
この中でも必須アミノ酸が9種類含まれています。
*必須アミノ酸・・・体内で作ることが出来ないアミノ酸
・必須アミノ酸9種類
・イソロイシン ・ ロイシン
・リシン(リジン) ・メチオニン
・フェニルアラニン ・トレオニン(スレオニン)
・トリプトファン ・バリン
・ヒスチジン
・その他のアミノ酸10種類
・シスチン ・チロシン
・アルギニン ・アラニン
・アスパラギン酸 ・グルタミン酸
・グリシン ・プロリン
・セリン ・ヒドロキシプロリン
蜆は他の貝類に比べ、アミノ酸スコアが高く、
カルシウムやビタミンB12が群を抜いて多く含まれているのが、
蜆の特徴です。
*アミノ酸スコア・・・タンパク質と必須アミノ酸のバランス
蜆の中でも中国産のものに比べて、
網走湖の蜆は旨味成分の「コハク酸」が、
1、45~2、49倍多く含まれていることが調査で分かりました。
△牛肉を食す地域(表記はうし肉)
関西の一部等では、
土用の丑の日に「うし肉」を食す習慣が伝わる地域があります。
牛は「う」がつきますので、
土用の丑の日に食すことで無病息災祈願になります。
それだけではなく、牛肉も鰻に負けないくらい精のつく食べ物です。
▼精がつく
「精がつく」ということは「スタミナがつく」という意味です。
「スタミナ」とは「パワーの源」を指しています。
「スタミナ不足」の状態はタンパク質が不足している状態です。
タンパク質は筋肉や体組織の修復や再生、
血液や体液の新生に必要となる栄養素である為、
不足してしまいますと、疲れを感じてしまうことから、
「スタミナ不足」の状態です。
その為、タンパク質を摂ることで、
「精がつく」「スタミナがつく」状態になれるということになります。
@2025年の土用の丑の日
7月19日(土)と7月31日(木)の2回あります。
丑の日が2回ある場合、「一の丑」「二の丑」と呼ばれます。
問題 「土用の丑の日に鰻を食す」習慣についてですが、
次の文章の???に入る人物名を教えてください。
「土用の丑の日に鰻を食す」習慣がが広まったきっかけは、
江戸時代の学者である「???」さんの宣伝アイデアからです。
江戸時代は夏の暑い時期は鰻の売れ行きが悪くなることがありました。
ある鰻屋が???さんに相談をしたところ、
???さんは「本日は土用の丑、鰻食うべし」と書いた、
看板を出すことを提案しました。
これが話題となりまして、
多くの人がその日に鰻を食すようになったといわれています。
1、大田南畝(おおたなんぽ) さん
2、平賀源内(ひらがげんない) さん
3、蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)さん
ヒント・・・〇??? さん
1728年(享保13年)現在の香川県さぬき市で生まれました。
???の活動は多岐にわたり、発明家、科学者として活躍しました。
お分かりの方は数字もしくは???に入る人物名をよろしくお願いします。