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重賞展望


セレクトセール当歳も大盛況やったみたいで案の定イクイノックス産駒は大人気。最高額5億8000万とは。

【函館2歳S】大半の馬がキャリア1戦でまだ能力の上限も適性も不明な若駒たちのレースやからね。ポイントとしては開催時期による馬場の違いと逃げずに好走出来てるかどうか。例年最終週のBコース2週目(21年はAコース3週目)に行われることで内を中心に荒れて時計が掛かることが多く、開催序盤の綺麗な馬場を好時計で勝ってきた馬はタフ馬場で案外な結果に終わることも多い。ただ今年は先週レコードも出てたように例年にないくらいの高速馬場で内が使える状況。あんまり気にすることないかもしれんね。もう1つの逃げずに好走出来てるかどうかは馬場に関係なく大事。当たり前やけど今回も逃げられるのは1頭だけで、逃げて勝ったってことは前に馬を置いて落ち着いて走れるかは未知やし、逃げられたとして新馬戦より厳しいペース+内を通る利がない馬場(今年はその限りではなさそうではあるけど)で逃げること自体厳しいからね。特に新馬戦スローの楽逃げなんかは危険極まりない。血統ではプリンスリーギフトらスピード型ナスルーラ系、ミスプロ系、フジキセキあたりが目立つ。

カイショーは函館1000mの新馬戦をレコード勝ち。レコード自体は馬場による部分が大きいからどこまで価値があるかは判断が難しいし、最内枠から最短コースを回っての逃げ切りやからね。逃げんでも問題ないかはわからんし1200への距離延長も未知。まぁ、血統的には祖母がワールドプレミアやワールドエースらと同血のディープ産駒でそこにロードカナロア、スワーヴリチャードと重ねられたのがこの馬。カナロア以外短距離色はほぼ皆無で何でこの距離で走ってるんやろなってくらい。ブラックチャリスも函館1200mの新馬戦でレコード勝ち。これも額面通りに受け取れるかやけど、同日の3歳以上1勝Cや2勝Cより時計が速かったことを考えると一定の評価はして良さそう。33.4-34.8のハイペースを逃げずに好位から抜け出した勝ち方も好感。例年ほど馬場が荒れてへんこともあって新馬戦とのギャップも少なそうで買いやすいように見える。ただこれも血統的にはスピード色薄め。マイオウンウェイは新馬戦は稍重で時計的な価値は評価が難しい。ただ35.2-35.3と千二としてはかなり楽なペースでの逃げ切りやからね。ハイペース耐性や経験値の面で不安。血統的には母アウィルアウェイはスプリント重賞勝ち馬。クラディスティーナも新馬戦は重馬場で時計面での評価は難しい。ただ同日の3歳未勝利より1秒近く遅いし高く評価する根拠はないかな。ハイペースで逃げずに勝ててること自体は悪くないけど。エスカレイトは新馬戦はやや出負け気味で早めに押し上げての差し切り。36.0-34.7のスローを差し切ったのは悪くないけどこの時斤量51キロとかなり有利やったしペースが上がってどうかも不明。穴っぽいところではまずトウカイマシェリ。新馬戦はハイペースで逃げてブラックチャリスに完敗したけど未勝利戦では好位のインから抜け出しと逃げんでもやれるところを見せた。あとはスターオブロンドン。新馬戦はダートやったけどタワーオブロンドン×シーザスターズで血統的には芝向き。





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