ただただ号泣する
- カテゴリ:日記
- 2025/07/04 01:41:32
泣きはじめたのは、たしか冷蔵庫を開けた瞬間だったと思う。
ドアを開けたら、レタスがしおれていて、なぜか、それがどうしようもなく哀しかった。
涙がポトポトと落ちて、キッチンマットに小さな斑点ができた。
自分が何に対して泣いているのか、よくわからなかった。
たぶんレタスじゃない。たぶん僕でもない。
だけど身体は、ちゃんと知っていた。涙を出すしかないって。
思考が止まって、過去のあれこれが勝手に映写される。
幼いころ母に怒鳴られた記憶、好きだった人に嫌われた夜、仕事が終わらなかった金曜の午後。
それぞれの記憶には湿度があって、空気を重たくする。
泣くって、たぶん、自分の中の水を整えることなんだと思う。
少しずつ溜まっていった濁った感情の水を、流して、入れ替える。
喉が渇いてるわけじゃないのに、水を求めるような、そんな感覚。
誰かに話せば楽になるかもしれないけど、たぶん、それじゃ間に合わない。
これは誰にも見せられない涙で、ただただ号泣するしかない日が、人にはある。
そんな日にはレタスも泣いてるし、冷蔵庫も静かにしている。
私もコメントして、すみません。
そんな事があったような~(はっきりとは覚えてはいません)
最近は何でもないのに、眼が潤んできます。
年齢のせいか?
泣けるドラマは、100%泣いている私です。(身体がここは泣くところみたいに反応)
まどろみさんのただ号泣とは、ちと違うかもですね!(冷蔵庫・レタスではないかも)
まどろみさんのは意味のある涙。。。
悲しいわけでもなく何故かあふれるものが、、、
自分の中の器から漏れ出してしまう。。。
そんな時はそっと終わりを待つだけ、
溢れるものがなくなるまで待とう。。。