Nicotto Town


TAKEのつぶやき


逆ナンされる その2

日産の4WDで観光に連れてってもらってからの続きです。
サンフランシスコのチャイナタウンはさすがに大きくて店を選ぶのも一苦労でした。

「ねーねー、このレストラン先週ピストルの打ち合いがあったのよ」

「怖いねー、ここにしようか?」

「ノーノー」

こんな軽い冗談が続いていましたが、だんだんエスカレートしていました。

そしてこっちが誘ったし、ガイドブックにも載ってないような観光スポットに連れてってもらったお礼もあったので、チャイナタウンでは見栄をはって高級そうなレストランに行きました。あれこれたくさん注文したんですけど、日本と比べてダントツで安いんですよね。

それでここからがいよいよなんですけど、「家に来てみる?」なんてかるーく誘われたのでホイホイ行っちゃいました。(後で思ったんですけど、こっれって結構怖いことなんですよね。絶対まねしないでくださいね。)

あちらの習慣だそうですけど、初めての客には家の中を全部見せるってことするんですよね。日本と比べると結構広い家(5LDKくらい)だったんですけど、一人暮らしの独身女性の家をベッドルームまで見せていただきました。なんと枕元には日本の浮世絵の本(アメリカですから完全無修正です)があり、さすがにこれには目のやり場に困りました(・_・)。そして、一段落してからリビングでゆっくりと二人でコーヒーを飲んでジャズを聴いていたんですけど、突然ジャズのライブに行こうってことになり、再び車で街中へ・・・・・

店の名前忘れましたが、高層階で夜景のきれいな雰囲気のいい店で、ピアノを聴いて話し込んでて気がついたら結構な時間になっていました。とりあえず、地下鉄の駅まで送ってもらって、「えらい時間になったな」って独り言いっていたら、彼女はメモを書きながらポツリと一言。

「私、地下鉄に乗ったことがないからよく分からないんだけど、もし帰れなかったら電話して、泊めてあげるから・・・・・これ電話番号」

夜のサンフランシスコは何があるか分かりません。ちょっとでも速く地下鉄に乗ろうとプラットホームまで一気に駆け下りてから「えっ!」と思いました。とんでもない一言ですよこれは。そして、「日本ではこんなことないだろうから、旅の思い出に・・・・・」なんてよからぬことを考えながらも、その夜はおとなしく地下鉄でバークレーまで帰りました。

案の定、宿泊してたYMCAの入口は鍵がかかってたので、裏にまわってドンドンってやって入れてもらい、次の日は何もなかったようにいつもどおりの研修でした。

実はこの続きがるので、おいおいと・・・・・

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2025/06/24 00:48
>< ドキドキじゃありませんか。
文化の違いというのもあるのでしょうけど、
考えられないですね私には^^;
アメリカの女性はすごいなあ

良からぬことを考えても実行に移さないところは
生真面目なのですね。
読んでて安心するというかモヤモヤするというか
良し悪しがつくお話じゃないですけど
めでたしめでたしじゃありませんですね。

お話しは、おもしろい^^ めっちゃ好きよ



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