Nicotto Town


ぴかぴかちゃん


君の夏とボクの重い想い 1

たまには小説とかも書きたいので今日から小説を書いていきます!

ーそれは、あの夏のことだったー

ボクは今井作楽。
今年でついに高校デビュー。
…でも、ボクはちょっと変わってる。
なぜかって?
それは…


ボク、男の子を好きになるんだ。
ボクは男のはずなのに、男の子を恋愛対象としてしか見れない。そのせいで友達は幼馴染の佐藤遥花(女)しかできなかった。
「…はあ…こんなボク…高校でうまくやっていけるかな…」
そんなことを自分の部屋で考えていたとき、一つのメールが来た。
元おなじクラスだった夏山廉人くんだった。
…見たくない。
ボク、実は廉人くんに告白したことがあるんだ。
もちろん答えはNO。でも廉人くんは優しいから、告白した後もいつも通りに接してくれた。
嬉しかった。そのままでいたかった。でもボクが廉人くんに告白したことはあっという間にクラスに拡散されて、廉人くんとの間が気まずいまま卒業した。
最後の連絡は8カ月前だった。そこに今日の連絡が上書きされる。
「メール連絡久しぶりだね。作楽くん、今いいかな?」
「大丈夫。どうしたの?」
「作楽くん元気かな〜って(笑)」
「もう…なんだよそれ…」
そんな他愛もない会話をしていた。
その時だった。
「作楽くんさ…俺に告ったことあったじゃん?
それ、井澤さんたちが広めたっぽいんだよね」
…え?
井澤由依。クラスの1軍女子で、人が告白してたところを動画撮って広めることが生きがいなボクの嫌いな人。
「そうなんだ…でもなんで今更?」
「卒業式の日、井澤さんに告白されたんだよね」
え?待って待って、追いつかないんだけど
なんで?なんで井澤さんが廉人くんに…?
「それで…?」
続く

いかがだったでしょうか!
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