Nicotto Town



腰水の自動実施



腰水とは植木鉢を水の中に沈めて鉢底から水をやる方法、しかし全沈没させると
土や肥料浮き上がって流れ出してしまうため鉢の半分~7分目あたりまで水に
浸け鉢内に水を浸透させる方法。

去年の夏、黄色系キウイの4号ポットの実生苗は水はけの良い用土にしたので
鉢がすぐに乾き、朝、昼、夕方と一日3回水やりを行った。
今年は5号鉢に植え替えたので土の量が多くなったので水やりは減るかも知れな
いがそれでもやっぱり水はけの良い用土にしてあるので一日2回は必要と考える。

自動水やりは昔からいろいろ考えてそれなりの装置も作ったり買ったりいろいろ
試したけど水やり後に鉢内にムラが出たり決定的な方法は見当たらなかった。
なので鉢に水をやるのではなく水に鉢を浸ける方法が良いのかと。
しかし鉢を水に浸けっ放しだと根腐れが予想される。
実験では今の5号鉢で15分腰水をしてやると鉢の表面まで水が浸透してきた。
この装置の製作計画を立てたのは5月の初め、GW中には装置は完成させたかっ
たが。

手軽に手に入りムダの無い材料ということで厚み12nn、1800×900のコンパネ材
を選んだ。ホームセンターでサブロク定尺版で2年位前は千円台で買えたが今回は
2千円台、何でも値上がりしている。

これを縦に120mm幅2本を切ってもらった。5号鉢の首下は130mm、90mm位ま
で水を貯めるため、四方を120mmで囲んだ四角のタライのような物を作るわけ
だがベースの部分は900-240=660mm、実測すると656mmなのでホームセンター
の裁断機の歯は1回当たり2mmの幅が必要だとわかった。

このタライの内寸は1800×632=11376CC、深さ9Cmまで水を張った場合、
102.38L、重さも100kgを越えるため、30mm×40mm角材でコーナーを補強、
組立時に木工ボンドで水漏れ対策した。





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