Nicotto Town


ごま塩ニシン


脳活日誌2781号

   欲と利害の思惑

 縄文時代からAIに管理されたロケット時代まで人間は個人の欲望と利害、利害を巡る思惑で展開されてきたと言えないだろうか。そもそも、今なお戦争がなくならないと言うことは進歩していないということだろう。世界というか人類の歴史は唯心論でも唯物論でもない。宗教でもない。紛れもない事実は人間の欲望と思惑によって動いて来たのではないだろうか。このように思えてならない。
 例えば、スーパーに並んでいる商品のすべてに価格という表示がある。これを上代(じょうだい)という。国語辞書には小売価格と説明がある。この上代は生産者が指定する場合もあれば、流通業者が付ける場合もあり、更には消費者に、うちの店は他店より安いですよとアピールする小売業者が最終的に決めている。夕方になれば、消費期限切れになる前に売りつくしたいという狙いから「定価の2割引き」「半額」ですといったレッテルが貼られる。ありがたいですね。この割引表示を待っている年金生活者もいる。ところが、今問題になっているコメの価格は、どうしたことか、こうした原理に適合しなくなっている。不思議ですね。




月別アーカイブ

2025

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015


Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.