オーストリア版アンネ・フランク
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- 2025/05/12 06:22:26
オーストリア版アンネ・フランクというのが最近日本でも話題になっている。
ウィーン在住のユダヤ人の少年、妹がいて、家族4人。お父さんは衣類の工場を持ってたらしい。
第二次大戦の終盤に家族はダーハウのユダヤ人強制収容所に送られて、そこで殺された。少年が、少年スパイを主人公にした小説を13冊のノートに書いていたものがその家の使用人から、一族の生き残りに渡り、最終的にスイスの子どもの権利擁護のコルチャック協会に渡り、ノート13冊、それが入っていた模型飛行機を制作するのに使う木材と厚紙で作ったケースを原寸大で再現、部数限定で出版された。
その再現ノートが、今手元にある。先週、送られてきて、読んで内容を教えてくれとのこと。世界を股にかける少年スパイの話らしい、どうも1920年代にベルギーの子ども新聞に連載されていたタンタンの冒険に、インスパイヤーサれたものじゃないかと思っている。
写真が見たかったら、こちら。https://presse.wien.gv.at/presse/bilder/2019/01/28/-c-vhs-jpg
ノートは、とても小さい一冊のサイズが手のひらサイズ。メモ帳みたい。表紙のタイトル、絵も自作なので、ノート自体も手作りの模様。
でも、なかなか面倒なんだ。本文は1920年代のタイプライターで打った文字を再現してるから、
色褪せしてるし、そもそも読みたいと思うほど興味もないし。
子どもが書いた文章だから、内容も期待できないし。
こんなもん頼んでくるなよな、レベル。むむむ。