ゲシュ崩ログ 532 天皇家になりたくない?
- カテゴリ:日記
- 2025/05/09 08:28:03
このまえ、夫と親ガチャについて話していた。親がどうで、人生が違ってしまう。の代表の一つに、親が天皇だったら。という話になった。もし自分の親が天皇陛下って言われてたら?もしなれるとして、天皇家に生まれたかった?って夫に聞いてみた。そしたら夫は
「絶対嫌だろ~~~。そんなん絶対嫌」
って言うんですねぇ。え?何で?って私はちょっとビックリした。私が女性だからか。天皇家にいたら勝ち組じゃない?最高でしょ?って思ったので、「なれたらいいね~」とかいうのかな?って思ったら、夫は「絶対天皇家は嫌」って言ってた。
なぜ天皇家に生まれたくなかったのか
夫に、なんで?ってやっぱり聞いてみた。なんで天皇家に生まれたくないの?と。そしたら、「ヒャッホー」とか言えないじゃない…。って言うんですよね。それ聞いて、なんだかおかしくて、ヒャッホーって、そこまで言いたいもんなんか…。と、つくづく私の笑いのツボにスマッシュヒットをくらわす夫に、親知らず痛くてウンウン唸ってる時でも、笑わせてもらえました。
なれたらなりたいと思った私。
なんだか、なれるもんならなりた~い。とか思っていた私。ハングリー精神がド貧乏ド貧民のそれでしかなく、恥ずかしいな~と、「王族なんてヤに決まってるだろ」って言う夫の意見をきいて、自分ってなんてつくづく、ド底辺な人間なんだろう。ド底辺すぎて、王族になりた~いとか思ってるのかもしれないな。と、自分が恥ずかしいと思いました。普通はその天皇家の重責、生きる覚悟なんかを知ると、「そんなん絶対、あらひとがみしかできん」と、思うのが、普通の良識ある大人の答えなのだ。と、ちょっと改めて、野心がある自分が、ハングリー精神がある自分が、地位や名誉を求めている自分が、天皇家になりたい~とか思ってるのかもしれないな~と思って、すごく気持ち悪っ…と久々に自己嫌悪になりました。本当のお姫様こそ、市民になりたいと思っているのが、世の常というか、隣の芝は青いというけど、本当の自分がどこにいるかが身に染みてわかる人こそ、自分と違う世界に憧れてうらやんでいるのかもしれないと、天皇陛下のほほえみの覚悟も知らず、なんだか「勝ち組じゃね?」とかいう理由でなりたいとかいう私はまだまだ子供であると反省しました。
子供はお姫様になりたい。
子供はいまだにスカートだったらフリフリが好きで、プリンセスみたいなドレスが好きで、女の子ってやっぱり絶対お姫様になりたいもんなんだな~と思いました。そういう子供を見ていると、やっぱり「ごめんね…親が天皇じゃなくて…」と、自分が全然王族じゃない事に、子供に申し訳なさを感じるわけで、やっぱりなれるなら、なっておきたかったぞ。と、娘を持つと、王族ってうらやましすぎる~と思うわけですけどね。夫は「絶対嫌だ。ヒャッホーって言えない人生なんて…」と言うんですね。ヒャッホーは地位や名誉よりも優先なんだ…という、なんだか人生の幸せについて、人の求める幸せについて、ヒャッホーっていう事について、色々と人生の魂のありかを、天皇陛下があぶりだしてくれて、そういう意味でもやっぱり存在としての意味や意義や価値は十分ありすぎるほどあると思いました。子供の時はあんまりそういう事考えられなかったけどね。