重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/04/28 19:57:56
リバティの件、何かに原因を求めたい気持ちはわかるけど関係者を責めるのは絶対違うと思う。誰も悪くないことを競馬ファンは知ってる。だからただただ辛く悲しい。血が繋がらんかったのは残念やし個人的にも大好きな馬やったけど唯一出来ることはリバティアイランドという素晴らしい才能が確かにそこに在ったことをずっと覚えておくことなのかなと。まだ受け入れられてへんしまともに物を考えるのは難しいけど何とか展望だけはいつも通りやろうと思います。今週の重賞は天皇賞・春、京王杯SC、ユニコーンSの3つ。
【天皇賞・春】前半~中盤の流れは年によってまちまちやけど後半のスパート地点は概ね京都外回りらしくラスト4F地点。緩い流れや高速馬場でラスト4Fが速くなると中距離重賞でも通用するくらいのスピードが、締まった流れや道悪で消耗戦になるとステイヤーらしいスタミナが問われるようなイメージ。差し自体はそこそこ決まるけどスピード勝負の時はある程度ロスを抑えた立ち回りも求められるような感じかな。血統では京都の春天では父サンデー系の独壇場で、特にプリンスリーギフトの血を引くディープやステイゴールド系がハーツクライ系を下すのが恒例。非サンデー系の馬券圏内は14年のレッドカドー、日本馬に限るなら12年のトーセンジョーダンまで遡らなあかんかったけど去年は非サンデー系のワンツーでどっちもシーザリオの孫。これが特殊なのか潮目が変わるのか注目したい。
ヘデントールは馬体や血統からも世代屈指の長距離適性があるのは間違いないけど前走ダイヤモンドSはスローやのに馬群がどんどん縦長になっていく異様な展開。4馬身差の圧勝ではあるけど出し切れへんかった馬も多いし勝ち時計も平凡。菊花賞2着もステイヤーとは思えへんアーバンシックには離されたし2~5着までは殆ど差はなかったからね。流石に1番人気想定で本命打つほどかな?とは思う。サンライズアースは何度も書いてるように後半5F56秒8のダービーで外を回しながらマクっての4着は強い内容やし、阪神大賞典も6Fのロンスパ戦で後半5F57秒8も優秀。ただ後半の持続力に長けてる反面スパッと斬れる脚はないから京都外回りらしい後半4Fのスピードが求められたらどうかなってのはある。自分から強気に動いて行けるかどうかかな。ジャスティンパレスは前走大阪杯は距離不足+苦手な内回り。有馬も内回りで内を突く適性外の競馬。秋天とJCは苦手な瞬発力特化の流れと敗因は明らか。京都外回りは合うしこの距離なら相対的に決め手も最上位。久々に能力全開が見込めるのでは。ショウナンラプンタは気性的な難しさがあって現状どうしても後ろからの競馬になるから展開に左右されて勝ち切れへん。内を突くことも出来るけどそれも展開次第ではあるからなぁ。強い馬にはちゃんと負けてるし今回も勝ち切るまではどうかな。ハヤテノフクノスケは馬体が増えてるように力はつけてるんやろうし、前走の勝ち時計も阪神大賞典より速いけど開幕週の初日で絶好の馬場やったから価値が上とは言えへんし菊花賞の負け方がなぁ。こういういかにもパワーがありそうなタイプは京都より阪神向きな感も。穴っぽいところではまずビザンチンドリーム。長距離適性ではこの世代ではヘデントールと双璧で菊花賞も4角で不利がありながら2着ヘデントールとは0秒1差の5着。不器用で出遅れ標準装備やから軸となると怖いけど人気を考えるとヘデントールよりこっちを買いたいかな。あとは京都の長丁場はベスト条件のブローザホーン、能力的に微妙ではあるけど前走の敗因明確で長距離で開花したシュヴァリエローズあたりを挙げときます。