4月19日 「地図の日」
- カテゴリ:タウン
- 2025/04/19 05:13:05
緑トンボを保護しました。
2025/04/19

保護した場所 | 大きさ | レア度 |
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ヒツジ学園 | 2.86cm | ![]() |
今日は「地図の日」。
1800年(寛政12年)のこの日、伊能忠敬(いのう ただたか、1745~1818年)が蝦夷地の測量に出発した。
その後、16年にわたって測量をして歩き、本格的な日本全土の実測地図である『大日本沿海輿地全図』を完成させ、国土の正確な姿を明らかにした。「輿地(よち)」とは大地や地球、全世界のことを意味する。この地図は、江戸幕府の事業として測量・作成が行われたもので、その中心となって製作した彼の名前から「伊能図(いのうず)」とも称される。
実際に地図が完成したのは伊能の死後、1821年(文政4年)のことである。縮尺36,000分の1の大図、216,000分の1の中図、432,000分の1の小図があり、大図は214枚、中図は8枚、小図は3枚で測量範囲をカバーしている。この他に特別大図や特別小図、特別地域図などといった特殊な地図も存在する。すべて手書きの彩色地図である。
伊能は上総国(現:千葉県)出身の商人で、そこで造り酒屋を営み立派に繁盛させていたが、50歳の時に家督を長男に譲り、江戸へ出て測量・天文観測などを学んだ。その後、56歳の時に上記の測量を開始した。幕府からの資金援助はあまりなく、測量器具や旅の費用のほとんどを自費で賄い計測を行ったという。

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- フォルテ
- 2025/04/19 08:51
- 当然、人工衛星もない時代、すでに当時としては高齢とも言える年齢にもかかわらず、膨大な時間と労力をかけて生涯取り組んだ先人には頭が上がりません。その遺志を継いで完成させた方たちもまた立派。歴史に名を残すというのは、並大抵な努力ではできないことなのだとつくづく思いました。
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