雀が落ちていた
- カテゴリ:日記
- 2025/04/16 23:49:55
夕方に作っておいた、晩ご飯のシーフードスープカレーを食べ、急いでスクーターに乗ってプールへ向かったのが19時ごろ。
家を出発して、僅か30秒くらいでしょうか。道端に、何やら小さな鳥らしき姿のものが転がっています。気になって戻ってみると、雀が道の真ん中に落ちていました。
死んでいるのかなと触ると、ものすごい勢いで走って逃げようとします。雀はチョンチョンとはねるイメージがあると思いますが、跳ねることが出来ないようで、ほんとうに走って必死で逃げようとします。羽ばたく様子は全くありません。羽の骨が折れているとしても羽ばたこうとするはずなので、何か別の理由で羽ばたかないのでしょう。
困ったな。。。
早くプールに行きたいのですが、かといってこのまま雀を放置は、あまりにも心が痛い。仕方がないので、暴れる雀を拾い上げて手の中にくるみ、いつもの犬くんの動物病院に向かいました。既に閉院時間を10分ほど過ぎていますが、まだ病院内に獣医さんはいるでしょうから、片手運転でダッシュで向かいました。
果たして、病院の明かりは落ちているものの、奥の方は明かりが灯っています。ドアをノックすると、奥から受付事務の人がやってきました。事情を話すと、獣医さんも出てきてくれました。
ただ、鳥インフルの影響で、動物病院は野鳥の面倒を見ることが出来ないことになっています。なので、簡単な助言だけもらい帰宅をしました。
段ボールの箱にバスタオルを敷き詰め、その中にそっと雀を置いてみました。生きてはいますが、動く気配はなく、小さく丸くなっています。いちおう水だけは段ボールの中に入れましたが、それ以上に出来ることはありません。明日には少しは回復していることを祈り、そっとしておくしかありません。
ということで、やれることはやったので、再びプールへGOw
1時間半ほどで帰宅して、生きているか確認。プールに行く前と同じ場所から全く動いておらず、同じ場所で小さくなってはいますが、頭をキョロキョロと動かしているので、とりあえず生きてはいるようです。
猫くんが感づいて悪さをしないか気になるので、猫も犬も娘の部屋に閉じ込めてもらいました。
さて、明朝はどうなっていますかね。
神のみぞ知るということで、やってあげられることは何もありません。
元気に回復することを願い、本日は閉店といたします。
おやすみなさい。
皆さま、良い夢を。
明らかな外傷や骨折の様子が見当たらなかったので、脳震盪かなにかで動けなくなっているだけで、朝まで寒さをしのげるようにすれば元気になる、というケースを期待していたのですけどね。。。
亡くなったのね、、、(T-T)
仕方がないことだけれど、埋葬してあげれば他の動物に食い散らかされないで済むね。
>基本、野鳥は持ち帰らず
原則論はそうなんですが、自宅至近であったことと、夜に放置すれば100%死亡だろうと思って、とりあえず保護しました。そんなわけで、今朝になって、すぐ近所の動物園に電話をしながら様子を確認したところ、1時間前までは生きていたのですが、すでに固く冷たくなっていました。
残念ですが仕方がありません。隣の広い公園に埋めてあげることにします。
と、言っても気になるから、保護したくなりますね。
飛び立っていけるよう、昼間は段ボールの蓋をしっかり開けた状態で、庭先に置いてあげてくださいね。日差しを少し遮るように、何か葉が茂った木の枝などを段ボールの上に置くと良いらしいです。
以上ご承知のことだとは思うけれど、念の為お知らせさせていただしました。
わたし、長年にわたって野鳥関係の研究補助をしていたので、こうい事例の問い合わせを受ける事が多かったのです。
たかが雀、されど生き物。死にたくないと必死にもがいているのに、放置はちょっと無理でした。
正直、厳しいだろうなとは思っています。思っていますが、仮にそうであっても、看取って土に還してあげたいなと思います。もちろん回復してくれれば最高ですけどね。
見てしまったら私でもそうしたと思う。