『べらぼう 第12回目』観ながら即考察です。
- カテゴリ:日記
- 2025/03/23 20:46:53
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実家の雪割りをトラック1台分、やってきました・・・。明日は全身筋肉痛で起きれるのかあああーー。日曜ドラマナイトも2本に減りました。でも来週からは必ず我が北海道日本ハムファイターズ戦が控えてるーー。
では今夜の「ぺらぼう」の即考察です。
・賢丸から松平定信に名前、先週、変わってたっけ??
・今の芸能界の「役者」「芸人」「脚本家」「スポンサー」等々の取り合い合戦の風刺だよねー。女子アナ献上もアリの時代だ・・・。
・尾身としのり、いよいよ表に出て来ました。
・江戸喧嘩啖呵は聞き流し。
・「エレキテル」は、やっぱりインチキ健康器具のはしりだったのか・・・。これも現代とおんなじ。
・喜三二の伏線回収が来たあーー。
けど「高尾の霊」って何??
・「曽我兄弟」・・。確かかつてここで勉強したはず・・。誰の敵討ちだったっけええええ。
・即刷り用の原画をすぐ書くまではできそうだけど、それを凸版で版木を彫る彫士が凄すぎるじゃん。
・おおーーっ、うつせみ脱走が来たあーっ。神隠しなら成功の予感か??それとも・・・次週・・・。
・「どうだろう、まあ」に合う作家名って誰??
・瀬川にまた不幸の予感。「からまる」の文字・・・。
今夜は新キャストの漢字名前が出過ぎだあー。前年は藤原◯◯の下の名前で苦労したよなあー。
さあーーて、いよいよ「御上先生」拡大最終回、観て来ますーーーっ!!
かな?
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すべり込み!!!20:00の地上波に間に合いました。
江戸留守居役って、最高ですねえーー。ダブルワークにもってこいのご身分だったのですね。
「どうだろうまあ」はあれだけ連呼したから引っ掛かりましたが、本当に当て字があったんだ。これも今ッぽいですね。
新之助たちの逃げ切りには期待します。
では本放送、観ます。
ドラマ当時の人気のある戯作者は限られてましたし、取り合いは止む無しだったかな、と思います。
当時の戯作者は、今で言う原稿料というものを貰わず、食事の接待などが報酬でした。
蔦重が吉原を挙げて、と言ったのもその為。
書いた文章に対して金銭での報酬が発生する様になるのは、滝沢馬琴らが登場してからなので、もう少し後になってからです。
では、金銭による報酬を貰えない戯作者がどうやって食べていたか、と言えば本業が他にあったんですね。
朋誠堂 喜三二こと平沢 常富(ひらさわつねまさ)然り、恋川春町こと倉橋 格(くらはしいたる)然り、本業はお武家でどちらも江戸留守居役です。平沢は出羽久保田藩、倉橋は駿河小島藩。
戯作で金銭を貰えなくても、武士としての俸禄で十分に食べていけたわけです。
「高尾の霊」の高尾は、吉原の大名跡高尾太夫のことだと思います。
瀬川は吉原の大見世(おおみせ)松葉屋の花魁から選ばれる大名跡ですが、高尾は吉原全体から一人だけ選ばれる大夫でした。
高尾太夫も何人もいるので(6代説・7代説・9代説・11代説と諸説あり)、「高尾の霊」が具体的に誰を指すのかは不明ですが、仙台藩主に落籍されながらその意に添わなかった為に、仙台に向かう船の中でなます斬りにされて惨殺されたという逸話持ちの2代目高尾あたりかも。ちなみに惨殺話は作り話です。
浮世絵は絵師と彫師と摺師との総合芸術です。腕の良い彫師は髪の毛一筋までしっかりと再現したそうですよ。
「曾我兄弟」は「鎌倉殿~」で解説したかと。
頼朝が行った富士の巻狩りの際に、曾我十郎・五郎兄弟が父の仇の工藤祐経を討ったもの。「鎌倉殿~」では頼朝を狙ったつもりが祐経を殺していた、となってましたが。
成長著しい金剛(後の北条泰時)の回でしたかねぇ?
「どうだろう、まあ」は「道陀楼麻阿」と書きます。笑い話本を書く時の平沢常富の戯号です。要するに、幾つものペンネームを使い分けていたわけですね。
花魁うつせみの神隠し…
うつせみは今作のオリキャラですよね。その行く末は作者の筆先次第だと思うのですが、「うつせみ」が「空蝉」だとすると源氏物語の「空蝉の帖」を連想する、とネット上で言っている人がいます。
薄衣一枚を光源氏の手に残して姿を消した「空蝉」と仕掛を残して吉原から去った「うつせみ」。
空蝉は源氏から逃げ切りました。