Nicotto Town



信じられない事故

仕事帰りにバスを待っていた時に事故が起こった

バスは駅に着くと、まずは乗客を降ろしたいのか、バス停から少し離れて横付けをした
乗客が降りてしばらくすると、バスはバックしだした
バス停に寄せる為だろう

その様子を見ていたのだが、ここでステアリングを切らないとバンパーが柵の市中に当たるという所まで下がって来た
私は思わずバスの後方の横にい行き、当たる!当たる!と声を出しながら、ミラー越しに手を突き出していた
バス停に並ぶ他の者は素知らぬ顔
私の声も運転手まで聞こえなかったのかそのまま下がり続けてバンパーをこすってしまった

私は以前の経験からバスは少しでもぶつけると、その運航が中止になる事を知っていた
思った通り運転手からそのアナウンスがある
素知らぬ顔をしていた他の乗客は、その事を知らなかったのだろうか
それ以前に当たると言っているのだから、どうして運転手に告げようと思わないのだろうか

その後で別のバスに乗り込む時に、私は当てたバスの運転手に一言告げた
バスの後ろで当たると言っていた事を
するとその運転手は答えた
「聞こえていました、ありがとうございます」と

その声が聞こえていてどうして下がり続けたのだろう
まだ支柱だったから良いものの、人だったら取り返しがつかない事も考えられる
ちょっと信じられない状況だ





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