奈良東大寺二月堂お水取り
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- 2025/03/12 16:07:12
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沖縄は晴れのち曇り。
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【奈良東大寺二月堂お水取り】 ならとうだいじにがつどうおみずとり
☆「お水取り」とは、修二会(しゅにえ)という、
法会(ほうえ)のなかの一行事です。
<概要>
〇奈良東大寺二月堂お水取り
@修二会
修二会とは、2月に行われる仏教の法会のことです。
★法会
仏法に関する儀式を行う会のことです。
仏教発祥の地であるインドでは旧暦の2月が正月にあたることから、
2月1日から2月14日まで法会が行われるようになったといわれています。
二月に修する法会ということから「修二会」と呼ばれています。
修二会は一年の間に作った罪を懺悔(ざんげ)し、
穢(けが)れを祓い、国家の平安を祈る法会です。
修二会は新暦(グレゴリオ暦・太陽暦)になってからは、
月遅れの3月1日から3月14日まで行われています。
又、現在では日本でしか行われていない行事です。
@東大寺二月堂の修二会以外に行われている所
☆法相宗 薬師寺 さん
■修二会 花会式(はなえしき)
修二会とは奈良の大寺が国家繁栄と五穀豊穣、
万民豊楽等を祈る春の行事です。
修二会とある通り、この法要は2月に行われるのですが、
薬師寺さんの場合は旧暦の2月末に行われていたことから、
そのまま新暦に直し、3月25日から3月31日にかけて行われています。
東大寺さんの修二会に「お水取り」という俗称が付いたように、
薬師寺修二会には十種の造花が御本尊に供えられることから、
「花会式」と呼ばれ「奈良に春を告げる行事」として親しまれています。
花会式に参篭する僧のことを「練行衆(れんぎょうしゅう)」といいまして、
一・七日(いち・しちにち)(一週間)の法要を勤めます。
最終日の3月31日の夜には、
「鬼追い式(おにおいしき)」が、法要の結願(けちがん)を飾ります。
住所 :奈良県奈良市西ノ京町457
電話番号:0742-33-6001
☆法隆寺西円堂(ほうりゅうじさいえんどう)
■法隆寺西円堂修二会
例年2月1日から3日まで行われています。
西円堂修二会では国家安穏、万民豊楽、五穀豊穣当を祈願します。
修二会では西円堂の御本尊である薬師如来座像の前で、
薬師悔過(やくしけか)という業法が行われます。
修二会が2月3日に結願すると鬼追い式が粉われます。
住所 :奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
電話番号:0745-75-2555
☆長谷寺(はせでら) さん
■長谷寺だだおし
だだおしは例年2月14日に行われています。
だだおしとは、修二会の締めくくりの行事です。
だだおしでは太鼓や法螺貝(ほらがい)の音が響きますと、
巨大な大松明(だいたいまつ)を従えた、赤鬼や青鬼、緑鬼が暴れ回り、
僧侶が法力と牛玉札(ごおうふだ)によって追い払います。
因みに大松明は長さ約4、5m、重さ約120kgともいわれています。
修二会は1月(正月)に行われる修正会(しょうしょうえ)と同様に、
昨年を反省して、新年の国家安泰、天下泰平、万民豊楽、
五穀豊穣等を祈願します。
修二会は2月に行われることに由来し、修2月会ともいわれています。
因みに修二会は中国から伝わり、
奈良時代には南都七大寺で盛んに行われるようになったといわれています。
総本山 大和國 長谷寺 さん
住所 :奈良県桜井市初瀬731-1
電話番号:0744-47-7001
@お水取り
東大寺二月堂で行われる修二会の通称です。
3月13日の午前1時過ぎに東大寺さんの閼伽井屋(あかいや)にある、
若狭井(わかさい)という井戸から「お香水(おこうずい)」という、
神聖な水を汲み上げ、仏前にお供えする儀式が行われます。
このことから「お水取り」と呼ばれるようになり、
修二会の通称となりました。
閼伽井屋の立ち入りは固く禁じられていて、
お水取りの儀式や若狭井を見ることは出来ません。
お香水は、参拝者にも配られます。
観音様の霊力がこもっているといわれまして、
お香水で薬を飲むと効果があるとか、
お風呂に入れると健康になると考える人もいます。
又、お仏壇に供えた後に、飲んで御利益を得る人もいるそうです。
@東大寺二月堂の修二会(お水取り)
修二会は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」とも呼ばれます。
☆十一面
「十一面観音菩薩様」のことです。
★悔過
私達が過去に犯してきた様々な過ちを、
仏様の前で告白し、許しを請(こ)うことです。
つまり・・・
「十一面悔過」とは「十一面観音菩薩様にこれまでの過ちを告白して、
許しを請う」ということになります。
修二会では練行衆(修二会を行う11人の僧侶のこと)が一般の人々に代わり、
十一面観音菩薩様にあらゆる罪を懺悔(ざんげ)して、
国家の平安を祈ります。
☆東大寺二月堂の十一面観音菩薩様
・大観音(おおかんのん)
・小観音(こがんのん)
これら2体です。
絶対秘仏といいまして、信仰上の理由で非公開となっていまして、
僧侶を含め、誰も見ることが出来ません。
@お松明
東大寺二月堂の舞台で火の点いた松明を振り回すことです。
このお松明は本来は行を始める際に練行衆の道灯りとして焚かれたもので、
江戸時代頃から次第に大きくなったといわれています。
一人の童子「どうじ(練行衆を補佐する人のこと)」が松明をかざしまして、
その後に一人の練行衆が続いて入堂した後にその松明を舞台で振り回します。
お松明は期間中毎日行われますが、
最終日には「籠松明(かごたいまつ)」といわれる長さ8m、
重さ約70kgの大きな松明が使用されます。
因みに、普通の松明は長さが7m、重さは約40kmです。
@2025年の日程
修二会の開催期間は、2025年3月1日(土)~3月14日(金)です。
★通常のお松明
・3月1日(土)~3月11日(火)、13日(木)
19:00~ 約20分間
・3月14日(金)
18:30~ 約20分間
☆籠松明
・3月12日(水)
19:30~ 約45分間
★お水取り
・3月13日(木)
1:00~ 約30分間
お香水は二月堂の井戸水とともに小瓶に入れられて、
二月堂受納所で頒布されます。
*頒布・・・希望者に無料で配ること
住所 :奈良県奈良市雑司町406-1
電話番号:0742-22-3386
問題 次の文章の中の???に入る言葉を教えてください。
東大寺二月堂のお松明の火の粉を浴びると???になる、
幸せになると信じられていまして、
燃えかすを御符「ごふ(お守り)」の代わりにする信者も多いです。
1、合格祈願
2、家内安全
3、健康
ヒント・・・達陀帽(だったんぼう)の頂きで無病息災&???祈願を
修二会会の終盤に行われる「達陀」という行の中で、
練行衆(八天)が使用下金襴の帽子を被せてもらう行事が、
達陀帽です。
お分かりの方は数字もしくは???に入る言葉をよろしくお願いします。