Nicotto Town



独裁者トランプ


トランプ大統領、前回の就任時もそして今回も、「アメリカファースト」と叫び、自国民から過半数の支持を受けている。


が、彼の言うアメリカファーストと言うのは、あまりにも利己主義に見える。
経済的にもだが、昨日のゼレンスキー大統領との和平交渉は、到底飲める条件ではないのに一方的な終戦交渉となった。

侵略国家ロシア寄りの交渉。
失った領土は諦めよと。
そして米国に鉱物資源を提供せよとも。

この和平交渉はウクライナに何の利があるのか。


それでも今まで軍事支援して来たことは事実だし、米国の支援なしにロシアと戦闘を続けるのは難しい。
そして条件はともかく、終戦は国民も望んでいるだろう。

結果はともかく話し合いのテーブルに着くゼレンスキー大統領。


しかしねえ。
「なぜスーツを着て来ないのか」
「米国への感謝が足りない」
などと難癖。

まあ確かにスーツは着た方が良いかもしれない。
が、戦争中の国家元首ですよ。
自国が今も侵略されている真っ最中に、遥か米国まで飛んで来たのに、感謝が足りないとか言いがかりも言いがかり。


あと10分、15分我慢していたら、交渉は成立しただろう。
と言いますが、さてそれはどうだろうか。
更なる難癖が、もっと怒るまで続いたかもしれないね。

とにかく一方的に他国を侵略したロシアに有利な終戦条件。
これを認めようとする超大国の独裁者トランプ。
台湾侵攻を考える中国はどう思うだろうか。


トランプはすでに「米国は世界の警察ではない」と言ってます。
そこまでの軍事力は無い。(昔ほど圧倒的ではないけれど)
そこまで米国が犠牲になる必要は無い。(利己的に変化したかな)

欧州はもちろんウクライナ支持だけれど、果たして世界の秩序・平和はどう変わるだろうか。
独裁者トランプが、これでノーベル平和賞とか貰えるとは思えないです。


トランプに限らないけど、最近は金、金、金と利益ばかり優先になる哀れな大人が増えているような気がします。

我が日本もそれは同じ。
富裕層を勝ち組と呼び、貧困層を負け組と呼ぶ価値観。
それよりも人としての尊厳を大切にしたいと思うのですが、現代では通用しませんかねえ。




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