Nicotto Town


彩の松ちゃん


毎日氷点下の朝だ

今朝も厳しい氷点下の朝だ。今週は、毎朝氷点下のため氷が張っているが、週末までは極寒の朝が続き、日中も10度以下の日が続く。しばらくは自宅で閉じこもり生活が続きそうだ。

ところで北半球には、アジア大陸の東西に2つの大寒波があり、現在は東の大寒波が日本に流入しており三連休までは極寒だ。問題は、西の大寒波が、どうな動きをするか目が離せない。一般的には東へ移動するが、もし日本へ流入すれば3月初めも大寒波に覆われる。最近の気象は目が離せない。

さて我が家の閉じこもりの準備は万端なので心配は無いが、政府の備蓄米放出まではまだ1か月超もあるが、そもそも備蓄米がいくらで店頭に並ぶのか誰にも分からない。備蓄米の表示もしないので、備蓄米効果がどれだけあるのかも予測不能だ。政府が備蓄米を格安でスーパーに卸せるなら、高いコメと相殺してスーパーも値下げが出来るだろうが、中間業者にどのような販売方法を指示してあるのか、気になるところでもある。備蓄米を全国的に流通させるならば、時間がかかるだろうから4月になることも予想される。4月からは万博も開催され、入場券の売れ行きは少ないものの、コメを食べたい外国人が集まるだろうから、コメの需要は急上昇する可能性も無いとは言えない。そのうえ夏季になれば、米在庫も減少してきているだろうから、米の取り合いにもならないとは言えないので、価格上昇の懸念が無くなるわけではない。とりあえず備蓄米放出は、仕方が無しの対策とだけ記憶しておいたほうが良いだろう。
最近、コメ転売ヤーが出現しているようだが、安いコメが出回れば買い占めて高く売りさばく輩であるが、消費者のことなど考えていないから、今年もコメ不足を引き起こす懸念は大いにありそうだ。

一方で米農家はどう思うのか。我が家も元は米農家だ。今の地元の米農家は、全員が米作りを止めた。ほとんどの世帯が、親から子どもへの世代交代のタイミングで廃業している。代わりに代表者が一手に米作りをしてくれているが、ほとんどの米は卸業者が買い占めている。個人的には、我が家の米は確保してもらっているが、さすがに安くしろとは言えない。なぜなら、肥料代の高騰、ガソリン代の高騰で、昨年までの米の価格では大赤字になるのは歴然としている。その委託先の代表者も別の事業をやっているので、生活は出来ていると思うが、このままでは日本の米作りは無くなるかもしれない。最近の猛暑もあって、米作りは簡単なものでは無いのである。安いコメは輸入米に頼るのが、賢明かもしれない。日本の米は、収穫量の減少につれてブランド米化になることも考えられる。

それからコメと同時に野菜の高騰だ、我が家の小松菜やほうれん草が昨年から雨が降らないため、いじけてしまって10cmにも育っていない。自家用に種を蒔いただけなので、多めに収穫して食べるから問題はない。もし販売しようと思って作っていたら、スーパーに並べられる野菜は何も無いだろう。今年も夏の天候が気になる季節がやって来るが、例年の季節感が無くなっているので野菜も順調に生育できるか懸念がある。

今日は、円相場が149円台の円高の大台に乗った。日銀の利上げ観測に基づくものだが、物価が上がれば利上げと言うのも高度成長時代では無いだけに、なんだかなぁといった感じだ。単なる利上げを急いでいるだけに見えるが、FX投機家が忙しくなるだけかな。





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