Nicotto Town



重賞展望


【ダイヤモンドS】基本的には長距離レースらしくスローからのロンスパ戦になることが多いけど、前傾ラップの超消耗戦になった20年やマクリが入って中盤流れが速くタフで上がりの掛かるレースになった23年みたいな年もあったり、逆に中盤ガクっと緩んでの3F瞬発力戦になることも。このあたりは騎手の思惑もあるし予想するのは難しい。ただまぁ、どの年もそれなりに差しは決まってるし立ち回り云々でごまかせる条件ではなさそう。血統では長距離戦らしくステイゴールドやトニービンが目立つ。

ヘデントールは血統や馬体から世代屈指の長距離適性があるのは間違いないけど前走の菊花賞をどう評価するか。中盤緩い流れに我慢しきれず自滅する馬や厳しい流れになってスタミナ不足を露呈した馬が多くかなり着差の開くレースになったからなぁ。勝ったアーバンシックもステイヤーとは思えへんし。スタートの遅さや気性面の難しさは解消したわけやないし、あっさり勝ってもおかしくないけど流石に単勝1倍台想定はちょっとなぁという感じやね。ワープスピードはこの路線では掲示板を外してへん安定株。ドレフォンからこんな馬が出るってのが面白いね。まぁ、そこまで位置を取れるわけやないし斬れる脚も持ってへんからなかなか勝ち切れへんけど普通にそれなりの印は打つと思う。ただ海外遠征明けはちょっと気になる。シュトルーヴェはこのカテゴリーならハッキリと決め手では最上位やとは思うけど父キンカメで母アンチュラスはマイル以下で走ってた馬となると流石にこの距離でパフォーマンスを上げて来るとは考えにくい気が。ドスローの上がり勝負ならワンチャン、と思わんでもないけどその時はその時で59キロの斤量が瞬発力に影響しそうやしね。ショウナンバシットは札幌の2600m戦でゴールデンスナップに勝ってるけどシルバーステート産駒ってディープっぽくない短足で筋肉量豊富な印象が強いんよね。ステイヤーを出す種牡馬には見えへんってのが正直な感想。荒れ馬場の小回りや洋芝の中距離戦がベストなんちゃうかな。穴っぽいところではまずメイショウブレゲ。前走万葉Sは後方外回しが全く決まらへん特殊な馬場やった上に未勝利戦以外では全て着外の道悪でどうしようもなかった。位置は取れへんし京都巧者な感もあるけど京都大賞典や中山のステイヤーズSでもシュヴァリエローズと僅差。ワープスピードとも3度対戦して先着はしてへんけどどれも同斤でコンマ何秒差。今回2キロ貰いで人気に差があるならこっちから買ってみても。ゆったりした流れからのロンスパ戦なら伸びて来ると思う。あとはまぁ、人気薄ってことはないと思うけどステイヤーズSの2,3着シルブロンとダンディズムは普通に買うかな。





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