マンガの発掘
- カテゴリ:日記
- 2025/02/08 22:30:16
ううう~、寒かった。
日本全国、今年最大最長の寒気に見舞われていますが、
この山麓の家でもご多分に漏れず。
でも、ニュースで見る北陸とは異なって、
こちらは積もっても、10cm程度。
床暖房と石油ストーブを使って、
家の中に閉じ籠もっていれば、
寒さを感じることは、あまりありません。
なのに、なぜ寒かったかと言うと、
2階での本棚の整理作業に追われていたからです。
今週月曜日、引っ越し業者に運んでもらった本棚が、
翌火曜日に山麓の家に届き、
本棚を引っ越し業者に2階の書庫スペースに運び上げてもらいました。
そして、転倒防止のために本棚を金具で固定する補強工事を、
DIYで終わらせたのが、翌々日の水曜日。
そして事前に、
首都圏の家から山麓の家へと運んでおいた本を、
本棚に収める作業を今週後半で行っていたのですが、
実は、その2階には暖房がないのです。
ですので、仕事部屋で使っている石油ストーブを、
2階に移動させて暖気を取っていたのですが、
2階は仕事部屋よりも遙かに広く、
しかも、書庫や客室、
ちょっとしたフリースペースに区切られているため、
このストーブの熱量では、2階全体を温めるには足りません。
でも、仕方がないので、
石油ストーブを最大火力でフル回転させた上に
自分もしっかり着込んでの作業だったのですが、
ああ~、
私のブログでは、いつも、
ああ~、
…の声が響いているようなが気がするのですが、
本を本棚に整理して収納するという作業が、
とてつもなく面倒くさく、
それが今週後半の、
私の、寒さを耐え忍んだ作業だったのでした。
専門書の類は、分類分けが比較的楽なので、
その点では頭を悩ませなくて済むのですが、
しかし、一つ一つの棚の大きさとの兼ね合いが難しく、
一度詰めた本を隣の棚に移すことも、しばしば。
また、ある本を手に取り、
廃棄しようか、でも、資料的価値はありそうな気がする、
でも、そんなものに価値を見出すのは私ぐらいではないのか、
その私が、これはいらないのではないかと思っているのだから、
これは、やっぱりいらないのではないか、
…などと逡巡することが度々で、
本棚の整理作業が遅々として進みません
ともかくも、なんとか専門書を収めたので、
次に着手したのが、小説やマンガの類。
何度も引っ越しを繰り返しているので、
段ボールに入ったままになっているマンガや小説が数多くあります。
それらが今回、山麓の家に新たな書庫スペースを獲得したがゆえに、
ついに段ボールの中から発掘され、再び陽の目を見るという解放の時が!
おお~!!
萩尾望都の『トーマの心臓』『ウは宇宙のウ』『銀の三角』
『半神』『イグアナの娘』
高橋留美子の『うる星やつら』『めぞん一刻』
山岸凉子の『日出処の天子』
青池保子の『エロイカより愛をこめて』『イブの息子たち』
モンキー・パンチの『ルパン三世』
白土三平の『カムイ伝』『サスケ』
つげ義春の『紅い花』
永井豪の『デビルマン』『キューティーハニー』『マジンガーZ』
寺沢武一の『COBRA』
水木しげるの『悪魔くん』『悪魔くん千年王国』『河童の三平』
ますむらひろしの『アタゴオル物語』『ヨネザアド物語』
『宮澤賢治童話集』
大友克洋の『童夢』
宮崎駿の『風の谷のナウシカ』
吾妻ひでおの『ななこSOS』
小林まことの『What's Michaei』
手塚治虫の『やけっぱちのマリア』
やまだ紫『性悪猫』…
こ、これは、とんでもない鉱脈を発掘してしまいました… ☆\(ーーメ)
これまでも、
こうの史代の『夕凪の街 桜の国』『この世界の片隅に』
杉浦日向子の『百物語』『百日紅』
やまだ紫の『しんきらり』
浦沢直樹&手塚治虫の『PLUTO』
吾妻ひでおの『アル中日記』『失踪日記』
などは、比較的目に触れるところに置いておいたのですが、
こうも豊かな鉱脈を隠し持っていたとは、
安寿のバックグラウンド、我ながら恐るべし。
あれ?
おかしい?
萩尾望都の『ポーの一族』『十一人いる』がない。
大友克洋の『AKIRA』も入手していたはず。
だとすると、
これは、自宅においてきた段ボールの中に、
まだ、これらのお宝が眠っているはず。
ふん!
ここまで来て、発掘作業を中断するわけにいくまいが。
待ってろよ~、エドガーとアラン!!
(『ポーの一族』の登場人物)。
首都圏の家で、マンガの発掘を続けていたら、
萩尾望都の『ポーの一族』だけでなく、
手塚治虫の『ブラックジャック』『ブッダ』
そして、『火の鳥』全巻も発掘していまいました、
なのに、大友克洋の『AKIRA』が今もって見つからない。
どこに行ったんだろう?
何という蔵書量(そして素敵なラインナップ)。
え…すごいなぁ、コーヒーを持ち込んでのんびり
したい\(- -;)
誘惑に抗いながらの整理整頓って、大変ですよね。
専門書は専門分野の本だから、まだジャンル分けは
ともかくとして。
史料価値(再び必要になったときに1から探すのが面倒、
とか)は、考え始めると止まりません。
マリーベルよりも、エドガーとアランを眺める方が
楽しい私です。