1874番:ペルル嬢(46)
- カテゴリ:日記
- 2025/01/31 04:38:59
ペルル嬢(46)
モーパッサン作品集より
Mademoiselle Perle
Maupassant
——————————【46】—————————————————
J' étais habitué à la voir dans cette maison,
comme on voit les vieux fauteuils de tapisserie
sur lequels on s' assied depuis son enfance sans
y avoir jamais pris garde.
.
———————————(訳)—————————————————
私は、この家でペルルさんを目にするのは、いつもの
ことでした.たとえば、つづれ織りを上張りにつかった
古い安楽椅子があって、幼少期からずっとそれに座って
いる者が決してそれに注意して見詰めたことがないよう
なものです.ペルルさんをそんな感じで見ていました.
———————————《語句》—————————————————
habitué:(形) 慣れた; habitué à ~ :~に慣れた
habitué à + 不定詞 :~することに慣れた
<habituer (他) [à に]慣らす
fauteuil:(m) 肘掛け椅子、安楽椅子
tapisserie:(f) ❶つづれ織り、
②つづれ織りの壁掛け、タペストリー
pris:<prendre (他) 取る
garde:(f) 用心、警戒、保護、保管
prendre garde à ~ :~に気をつける、注意する
~を目にかける