重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2025/01/28 19:41:17
【根岸S】海外や地方という選択肢も増えたとはいえJRAのダート千二重賞はカペラS1つだけ。使えるレースの限られるスプリンターが毎年出て来ることで前後半差2秒前後のハイペースになって最後の長い直線で差し追い込みが決まるというのがこのレースの基本形。前後半イーブンで中盤12.5まで緩んで前残りになった24年は例外中の例外。スピードだけで乗り切るのは難しく決め手が求められるということで距離延長馬の成績はかなり悪く、狙うなら距離短縮か前走同距離。血統ではヴァイスリージェントやストームキャットらスピード型ノーザンダンサー系やミスプロが目立つ。
フリームファクシはダート転向後3戦2勝、千四では2戦2勝。どっちも斤量59キロを背負ってたし時計も上々。芝時代も能力の片鱗は随所に見せてたし一気に頂点に立っても驚けへんけど東京ダートは未経験やしダート転向後は中1週、中1週と来て今回も中2週。流石に使いすぎな感も。サンライズフレイムはスタートが遅くコーナーでいつもモタつくように典型的な不器用な馬。末脚は確かやけど去年のこのレースや前走みたいにスローやとどうしても苦しい。直線が長くて外を回す不利が少ない府中は力を出しやすい舞台であとは流れてくれれば。脚質的にも母父アフリートという血統的にも外目の枠の方が競馬はしやすいはず。コスタノヴァは同コースの2走前欅Sは斤量差があったとはいえエンペラーワケアに勝ってるし時計の出やすい時期ではあるけど勝ち時計も優秀。ただ今回約半年ぶりのレースでルメールからの乗り替わり。狙って勝ちに来てるんかは疑問。タガノビューティーはほぼ毎回後方からの外回しで東京千四~千六はベスト条件。このレースは3回走って3着1回と勝ち切れてへんけどハマれば勝てるだけの能力はある。ただ次走のフェブラリーSが引退レースらしく、今回59キロを背負わされることも考えると本気度が高いのは次。穴っぽいところならまずは末脚タイプからアルファマム。去年は後ろからではどうしようもない展開やったし、その時4番人気やった馬を人気薄で買えるなら。あとは距離がどうかもハイペースで良さが出てるスレイマン、同じくハイペースでこそのバトルクライ。最後にドンフランキー。超大型馬やけどピッチが速く典型的なスプリンターといった感じで本来このレースでは危険なタイプ。ただ千四でリメイクに勝ったこともあるように単騎で気分良く行ければ能力は高いだけに怖さはある。