【小説』友達の扉 その⑦ お弁当
- カテゴリ:自作小説
- 2025/01/11 23:10:59
ーーーー次の日のお昼休み
今日も私は、ひとりでお弁当を食べていたの。。。。
ひとりぼっちのお弁当にも慣れて。。。。。。こないよ(泣)
誰かとお弁当食べたいよぉ!
「上田君、お弁当作ってきたの。よかったら、どうぞ♡」
翔子さんが上田君にお弁当を作ってきたらしい。
「いつも、購買のパンじゃ身体に悪いわよ。」
「いらねえよ。」
上田君は迷惑そうな顔でそう言った。
それを聞いて嬉しく思った私はダメ人間?
「あら、遠慮しなくてもよくってよ。」
「朝4時半に起きて作ってきたのよ。食べて♡」
翔子さんは、まだ、粘ってお弁当をすすめていた。
しつこい翔子さんにうんざりしたのか、
「オレ、人をおとしいれるような奴とはしゃべんねえんだよ。」
「あっち、行け!」
「ふん!私に手料理食べれるなんてそんなにあることじゃないのに!」
あっ、もしかして、翔子さんって上田君のこと好きなんじゃない?
で、私も上田君のこと好きだと思われて、ライバル視されてるんだ!
。。。。今頃、気が付く私って、鈍感?(汗)
あんなひどい断られ方をしてもめげない翔子さん。
「ねえ、どなたか私のお弁当たでてくださらない?」
本当に、めげてない。あははは(汗)
翔子さんって嫌われキャラだと思ってたけど、
翔子さんのお弁当食べたいっていう人が何人もいた。
これには、びっくりした。
翔子さんってどんな人なんだろう?
私に友だち出来ないようにするのは、恋敵だと思ってるから?
でも、いわゆる【いじめ】はしにわよね。
机に落書きするとか
教科書破るとか
上靴や体操服隠したりとか
トイレで水かけるとか。。。。
「いじめなんて下品なことはしませんわ。」
げっ、心の声を聞かれたように、翔子さんが話しかけてきた。
「あなたがその卑怯な髪を何とかして来たら、正々堂々と勝負しましてよ。」
「私の髪が卑怯?」
「そうですわ。かわいいもの。」
えっ?
「その髪で上田君の気をひいてるじゃない。」
後ろに上田君がいるのに、何いってるの?翔子さん
「これ、地毛だし、上田君の気を惹いたりしてないし。」
「上田君の事好きじゃないし(嘘)」
ばか!私も何言ってるの!上田君の前で。。。。。
「私が友達つくる邪魔しないでくれませんか。」
翔子さんは悪びれた様子もなく
「髪染めてきたら、辞めてあげてもいいわよ(クスッ)」
「私が髪染めない気持ちわかってくれてたじゃない!」
「それはそれ、これはこれ。」
「それに私がやめても、薫子先生はその髪を許さないと思いますわよ。」
翔子さんはたかわらいをしながら、
「ハイ、私のお弁当、じゃんけんで勝った山下君に差し上げますわ。」
ちょっとはしたないけど、みんなも見に来てたし私も翔子さんのお弁当を覗き込んだ。
すごく美味しそう♡
玉子焼きなんて、プロ並みだし
肉巻きも丁寧に作ってあるし
エビチリも綺麗に出来てるし
ゴボウのきんぴらまで入ってる
ご飯は雑穀米なんだ、健康的だぁ
自分の席に戻った私に上田君が話しかけてきた。
「おまえ、人の弁当のぞき見するなんてはしたないぞw」
嫌味で言ってるんじゃないってわかったから、笑顔で答えられた。
「美味しそうだったわよ。残念なことしたね(クスッ)」
私は少し間をあけて、
「上田君、本当は翔子さんの事、悪い人だって思ってないでしょ?」
上田君は、バツ悪そうに
「そうだけど、手作りの弁当は堪忍してほしいわ」
気付かないうちに、私の目から涙がこぼれ落ちてた。
上田君はあせって、
「お・おい、どないしてん?」
「あっ、ごめん。学校でこんなに誰かとしゃべったの久しぶりだから。。。」
(いや、エスケープしたとき、翔子さんと3人で沢山しゃべったやんかw)
「嬉しくって。。。。」
上田君は照れながら
「オレでよかったら、いつでもしゃべるくらいするよ。」
「オレのことは、好きじゃないらしいけど(笑)」
私は、学校ではじめて笑顔を見せた。
上田君がぼそっと
「おまえ、笑ってるほうがかわいいぜ。」
(つづく)
ゆめかのは、茶色でもないし黒でも真っ黒じゃないし。。。。
茶色の瞳憧れます。
よくない商法は、関わらないでおきましょう。
茶色い目だと、ぼやぁって見えます笑
眼鏡していますよ~割れたら困ります;
誰も幸せにしない商法、よくないと思います…
お弁当、私は冷凍食品詰めちゃうから、考えるの、難しかったw
上田君、絶対萌香ちゃんのこと好きだよね。
いつから惚れてるんだろう?
茶色い瞳ってかわいい♡
鈴林実咲さんは、眼鏡かけてるの?私はかけてない眼鏡を3つも持ってますw
他人を下げて自分を売り込むって、なんか嫌ですよね。
萌香ちゃん、上田君の事好きなのかな?
ん?
ワイが食いたいw
上田君は絶対主人公ちゃんが好きだなw
この後の展開きになります。
私も目の色カラコンじゃないの…?って聞かれるレベルで茶色いです。でも祖母も母も茶色いから遺伝;
というかコンタクトほんとうにつけてたらメガネいらない;笑
他人を下げることで自分を売り込む商法はあちこち流行っていますからね…;
「オワコン」っていう言葉使いのものは、下げて自分の商品売り付けたいだけっていうお話聞いてから、
「オワコン」って聞こえた瞬間に反射的にブロックいけるようになりました笑
古臭くもなく、終わりを決めつけることなく、YouTubeなどは成長し続ける…
なので限界決めつけるほうが実は変!なのです笑
ちょっとずつくっついてきたね