Nicotto Town



うさぎ橋

縦笛を吹きながら
うさぎ橋を渡る

その先のベンチに
あなたは座っている

北風が冷たく
黄色い落ち葉に息を吹きかける

私は進むその小さな橋の上を
澄んだ水の流れを下に見ながら

あなたの後ろ姿が見える
赤いコートがリズムをとっている

いつ振り向いてくれるのかな
もう橋は渡り切ったのに

わたしは足早に落ち葉を踏む
じらさないで振り向いてもいいよ

二人だけの
冬の空間がここにはある

北風が強く顔に当たった
もう少しだ

私は急ぎ歩く
縦笛を吹きながら


先日訪れた公園を走る用水路に
うさぎ橋という小さな橋がありました

その先の小さなベンチには
誰も座っていなかったけど・・・

思い出したら浮かんできました^^




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2024/12/31 23:22
碧 様

コメントありがとうございます
うさぎ橋ってホントに小さな橋なんです

それと縦笛って自分の心なんです
ワクワクする気持ち・・・

そう思って書きました

また来年もよろしくお願いいたします

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2024/12/31 16:21
うさぎ橋なんて可愛いですね♪︎
思い出の風景は甘かったり、しょっぱかったり、辛かったり
色んな味がしますね。
でも、振り返ってこんなに素敵な詩に出来るなんてスゴいな~。って
思います(*^^*)



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